東郷町議会議員 かどはら武志(日本共産党)

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井俣憲治町長 辞職!

2024年04月29日 | インポート
第三者委員会の報告書提出を受け

 4月24日、井俣憲治町長が石橋直季議長に退職届を提出しました。退職は5月2日です。昨年11月、報道などで井俣町長による職員へのハラスメントが発覚した後、町長は自身の進退などについて、第三者委員会の結論を見て決めると説明していました。

「事態の鎮静化のために決断」
井俣氏、記者会見などで説明


(写真 会見に集まった記者に挨拶する井俣憲治町長=4月25日、東郷町役場4階)

 議長への退職届を提出した翌日の4月25日、井俣町長は議会全員協議会で辞職するに至った理由などを説明しました。この記者会見は、井俣氏のハラスメント事案を調査した第三者委員会(県弁護士会推薦の3人の弁護士で構成)が同22日に報告書を町に提出したことを受け、井俣氏が自身の考えを説明するために行われました。
 説明の冒頭、井俣氏は謝罪を表明しました。井俣氏は問題が発覚した昨年11月にも、全員協議会や記者会見でも謝罪を表明していました。
 井俣氏は町議らと事態の鎮静化について意見交換し、町のために辞職を決断したと述べました。また後援会幹部から「正すべきは正して頑張れ」と言われていたものの、後援会幹部も辞職の決断を支持してくれたと述べました。
 自身の今後については、町の発展などを「一町民として応援したい」と述べました。記者会見で町長選挙への対応を問われた井俣氏は「全ての可能性を排除するものではない」、「今、考える時間もないし、そんな場合ではない」と答えました。

遅すぎた井俣町長の辞意表明(東郷町議 かどはら武志)

 井俣氏は、この事案の発覚後に考えたことを説明する中で、職場の改善や、ハラスメント防止条例の制定などについて語りました。また職員の指導で言い方が悪かったなどと、従来の弁解を繰り返しました。また、ハラスメントを受けた職員には謝りたいと言うものの、どうすれば被害者が負ったかもしれない心の傷を回復できるのかも語りませんでした。加害者が真人間になっても被害者の心の傷の回復には役立ちません。職場の改善は別の人たちに任せ、自分は被害者の視界から去るという発想に行きつけなかったものなのか。あまりにも遅かった辞意表明。本当に残念です。

(「こんにちは日本共産党東郷支部です」2024年5月5日付より)





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井俣町長は辞めるしかない! 町長給料3割カット条例を否決

2023年12月31日 | インポート
 井俣憲治町長は12月21日、自分の給料を1月~3月の3か月間、30%カットする条例案を議会に提出しましたが、議会は反対多数で否決しました。私、かどはら武志も反対しました。

「第三者委員会」費用捻出が目的と説明するが・・・  
 この条例案は、1~3月に、町長の給料を30%、副町長と教育長の給料を5%減らすというもので、制定理由は「町長のハラスメント案件を勘案」というものです。削減額はおよそ100万円です。
 私は、質疑で、給料削減の目的を聞きました。答弁に立った副町長は、ハラスメントを調査する「第三者委員会」(県弁護士会が町に推薦した3人の弁護士で構成)にかかる経費がおよそ100万円なので、それに合わせたと説明しました。
 この説明に対し私は、「第三者委員会」といえば、町内の認定こども園での不適切保育についてのものがあるが、その費用を何かを削って出すのかと質問。副町長は、ハラスメントについての第三者委員会は町長のハラスメントが理由で設置されるものなので、町長の給料を削って費用を捻出するということだと説明しました。
 更に私は「これで責任を取ったということになるのか」と質問。副町長は、あくまでも第三者委員会の費用を出すことが目的で、給料カットで責任を果たすことになるとは考えていないと説明しました。
 私は、ハラスメントについて役場の職員の責任も明らかになった場合、第三者委員会の費用の捻出を目的として職員の給料を減らすことはないかと質問、副町長は、行わないと答弁しました。

町長はスジが通らないことをするのではなく、辞職を!
 私は反対討論で、住民の中には、井俣町長に給料を払いたくないという意見があることは理解できるとしつつ、次のように述べました。
● 今はお金の話をしてほしくない。第三者委員会の費用を出したいなら、第三者委員会の結果が出た後、町長を辞めてから町に寄付すればいい。
● 第三者委員会の費用を出すためという理由は納得できない。組織的な問題とすれば、何かを削って費用を捻出するのではなく、町の本来の業務として第三者委員会の費用を出すべきだ。
● 副町長と教育長を巻き込む必要はない。
● 余計なことをしないでほしい。町長の給料が減ったところで、被害者の心の傷の回復には役立たない。町長の動きが見えるたびに、被害者の心への悪影響が出る恐れがある。
● 給料カットで責任を取るということではないと説明したが、お金で責任を取ったつもりだろうと思う人もいるだろう。

町長らの給料のカットへの賛否(敬称略)

反対した議員
かどはら武志(日本共産党)、高木佳子(公明党)、髙橋道則(日本維新の会)、加藤のぶひさ(国民民主党)、石原えりか、加藤宏明、水川淳、加藤啓二(以上自民系)、山下茂、若園ひでこ(以上無党派)

賛成した議員
山田達郎(自民系)、中野まさひろ、熊田彰夫、こう田さとみ、菱川和英(以上無党派)

石橋直季議長(自民系)は採決に加わりません
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井俣憲治東郷町長への不信任決議案へのかどはら武志の賛成討論

2023年11月30日 | インポート
 2023年11月27日(月)に開かれた東郷町議会令和5年第2回臨時会で議題になった「井俣憲治東郷町長に対する不信任決議案」は賛成10人、反対6人で否決されました。町長への不信任決議案の可決には、3分の2以上の議員が出席し、出席議員の4分の3以上の賛成が必要です。定数16の東郷町議会では全員が出席した場合、12人の賛成が必要で、あと2人足りませんでした。

 東郷町議会は、町長不信任決議案の模様の録画の配信をしています。

 こちらhttps://www.town.aichi-togo.lg.jp/soshikikarasagasu/gikaijimukyoku/gyomuannai/2/1/9/11-2/11534.html
をご覧ください。かどはら武志は討論の2人目です。

 (画像は東郷町議会の動画配信より)

 私の賛成討論を掲載します。

ーーーーーーーーーーーーー
 ただいま議題になっている決議案第1号 井俣憲治東郷町長の不信任決議に賛成の立場から討論いたします。
 まず、ハラスメント被害者の名誉と尊厳の回復がされるよう、町執行部に強く求めます。
 そして私は自分の至らなさを恥じなければなりません。私には役場職員から町長からのハラスメントに関し、相談が1つもなかったからです。
 討論とは、本来、同僚議員に自分の考えを明らかにし、賛同を求めるために行うものです。しかし今回、私は、同僚議員諸氏に、同意を求めることなどできません。自分の考えを明らかにすることに徹したいということを、まずお断りしたいと思います。
 本題に入ります。
 私が町長不信任に賛成する理由は、ハラスメント加害者である井俣町長は、一刻も早く職場から去るべきだと考えるからです。町長が去ることが、被害者の何よりの願いだと考えるからです。私はある方に相談しました。その方は、ある職務についていましたが、年長で経験も長い同僚からのハラスメントで、その職務を続けることができませんでした。その方は、ハラスメント被害者が加害者に求めることは、謝罪、反省、真相解明よりも、一刻も早く目の前から消えてくれることだと、私に話してくださいました。その方から言われるまで私は、被害者に寄り添った考えができていなかったということだと気づきました。
 
 町長本人も自分のものだと認める録音が報道されました。この報道で、町長の職員に対するハラスメントが明らかになりました。町長の不適切な発言が複数、録音から明らかになったことから、町長のハラスメントは1回きりではなく、日常的に行われていたと推察できます。しかしこの報道の後、私は、町長に辞職を求めるかどうかは、町長が反省と謝罪の内容を見てから判断しようと考えました。そして11月15日の全員協議会で町長は、役場が職員に行う職場でのハラスメントについてのアンケートの結果を第三者委員会が分析した結果から、辞職するかどうか考えるとの説明をしました。そのとき私は、全てのハラスメントが明らかになり、町長が自分の過ちに向き合ってから決めるべきだろうと考え、うやむやのうちに辞職することは必ずしも正しいとは言えないと考え、そのような発言をしました。
 しかし、アンケートを経て第三者委員会の結論が出るまでには時間がかかります。被害者の名誉と尊厳の回復には一刻の猶予もありません。町長はすぐに辞職すべきです。第三者委員会での解明は必要ですが、井俣憲治さんは、町長としてではなく、別の立場で、第三者委員会の結論を聞くべきです。
 私は、町長不信任決議案の提案者に名前を連ねていません。提案した5人の議員が、全員協議会での私の発言から、私が提案者の任にふさわしくないと考えたとすれば、それは当然のことで、自分はこの失態を生涯忘れることはありません。
 最後に、この場を借りて町長に申し上げます。私は、町長にすぐにやめるべきだとは言えませんでしたが、全員協議会ではすぐにやめるべきだと言った議員がいました。多くの町民も同じ思いだと考えます。今からでも辞職されるよう求めます。
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井俣町長のハラスメント問題 27日の臨時会で不信決議案を審議

2023年11月25日 | インポート
日本共産党 町長不信任に賛成へ

 役場職員にハラスメントをした井俣憲治町長に対する不信任決議案が11月27日(月)に開かれる臨時会で審議されます。出席議員の4分の3以上の賛成で可決され、その場合、町長は10日以内に議会を解散しなければ失職します。

 町長に対する不信任決議案を審議するための臨時会の開催請求が、自民党所属の加藤宏明議員と石原えりか議員、公明党の高木佳子議員、無所属の山下茂議員から井俣町長宛に16日の夕刻、提出されました。町長は11月27日(月)10時に臨時会を招集することを決め、その日程が20日に開かれた議会運営委員会で決定しました。なおこの議会運営委員会では、12月議会の日程も決まりました。
 井俣町長は、15日の全員協議会や16日の記者会見で謝罪しましたが、その後も町長が犯したハラスメントが新たに明らかになるなどしました。日本共産党にも町民から「町長は辞めるべきだ」とのご意見が多数寄せられました。
 15日の全員協議会で、私は、職員を対象に役場が行うアンケートを弁護士で構成する「第三者委員会」が分析し、その結果を見て井俣町長は進退を決めるべきだとの発言をしていました。その後、日本共産党は16日以降の町長の発言や新たに明らかになった町長によるハラスメントなどを検討し、ハラスメント被害者の名誉と尊厳の回復のためには、加害者である町長が被害者がいる職場から去るべきだと考え、町長は一刻も早く退陣すべきだとし、不信任決議案に賛成する方針を決めました。

臨時会は多数の傍聴者が予想されます。早めに役場にお越しを!
 27日の臨時会では、町長不信任決議案が審議されます。この間、議会事務局にも多くの問い合わせがあり、多くの方々が傍聴に訪れることが予想されます。通常は議会の傍聴席への出入りは自由ですが、傍聴希望者数が座席数を上回る場合は、抽選で傍聴者を決めます。抽選は9時45分から役場2階の大会議室で行われます。
 詳細は役場ホームページの令和5年第2回臨時会のコーナーをご覧ください。
 傍聴を希望される方はお早めに役場にお越しください
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東郷町出身! 猿田佐世弁護士 講演会への期待高まる

2023年11月04日 | インポート
いよいよ本日

 2023年11月4日(土)に開催される東郷町出身で平和外交を進める活動をしている弁護士、猿田佐世(さるたさよ)さんの講演会への期待が広がり、主催者への問い合わせも増えています。
 私も猿田さんの活動に共感し、実行委員会(東郷町や日進市の住民、無党派と日本共産党の議員が参加)の一員として、会う人たちに講演会への参加を呼び掛けています。
 猿田さんが力を入れているのは、米国の議員に沖縄の米軍基地の実態を知らせる活動です。3年半前、日進市での講演で猿田さんは「米国の国会議員は沖縄のことを知らない。人が住んでいた土地に基地を作ったから基地周辺に住宅地があるということを話すと、皆驚く」と話しました。そのことを紹介し、「本当なら岸田首相が沖縄の実態を知らせるべきです。猿田さんは政府に成り代わって知らせる活動をしています」と話したら「外交は大事だね」などと反応する人が多く、話せば話すほど講演会への興味を持ってもらいやすい印象です。
 ウクライナ、パレスチナの惨状を見れば、戦争は絶対に起こしてはならないと誰もが思うことでしょう。そんな中、「平和外交ってホントにできるの?」という演題はタイムリーです。
 日米両国での活動に取り組む猿田さんは、東郷町で育ちました。会場いっぱいの聴衆で迎えたいと思います。お誘いあわせの上、ご参加ください!
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