4年生の読み聞かせに野坂昭如さんの「火垂るの墓」を、と思いました。私が疎開児童として玉音放送を聞いたのも4年生時でした。
直接話すことはためらわれるような記憶は、呼び出すことにも勇気がいる。
しかし、それらは、私の中では決して消滅していないし、生きるための指針やエネルギーでさえある。であれば、次世代への参考として、蘇らせることはできないだろうか。
それらを「お話し」に直接連動させることは、むずかしい。落とし穴もあるように思う。
出水市 松尾繁(75) 2010/8/16 毎日新聞鹿児島版掲載
直接話すことはためらわれるような記憶は、呼び出すことにも勇気がいる。
しかし、それらは、私の中では決して消滅していないし、生きるための指針やエネルギーでさえある。であれば、次世代への参考として、蘇らせることはできないだろうか。
それらを「お話し」に直接連動させることは、むずかしい。落とし穴もあるように思う。
出水市 松尾繁(75) 2010/8/16 毎日新聞鹿児島版掲載