題名を当てるクイズ番組を見ていた。本の書き出しは次のものだった。「私はその人を常に先生と呼んでいた」とっさに夏目漱石の「こころ」が浮かんだ。その本を読んだのは20歳の頃。引き込まれるように読んだ感動的な作品を思い出す。
当時は時間もゆっくりと流れ、友人らと単行本の回し読みなどして、感想や将来の夢などを語り合った懐かしい青春時代を思い出す。
もう一度この本を読んでみたくなった。本棚の本を開くと黄ばんだ紙面、それに旧字旧仮名づかいで読みづらく、新字体の本を買いに行った。
鹿児島市 竹之内美知子 2017/12/30 毎日新聞鹿児島版掲載
当時は時間もゆっくりと流れ、友人らと単行本の回し読みなどして、感想や将来の夢などを語り合った懐かしい青春時代を思い出す。
もう一度この本を読んでみたくなった。本棚の本を開くと黄ばんだ紙面、それに旧字旧仮名づかいで読みづらく、新字体の本を買いに行った。
鹿児島市 竹之内美知子 2017/12/30 毎日新聞鹿児島版掲載