書籍之海 漂流記

看板に掲げているのは「書籍」だけですが、実際は人間の精神の営みすべての海を航海しています。

近隣諸国メディアの日本特派員はやりようによっては気楽な商売ときたもんだ

2008年08月28日 | 思考の断片
▲「中央日報 Joins.com」2008.08.27 15:32、朴素ヨン「<グローバルアイ>良い映画、そして日本の現実」
 〈http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=103929&servcode=100§code=140

 ステレオタイプの日本観と定型の日本批判フォームに沿って仕立てただけの“現地発”記事。

 ――日本の現実社会は、映画が描き出した戦争と人間に対する真摯な回顧に目を向けない(略)。

 ――周辺国の侵略や植民地化、戦争を起こした過ちに対する反省はほとんど見られない。

 ――日本の幼い学生たちは戦争挑発や民族性を抹殺した植民統治の歴史を正しく学ぶ機会がない。

 ――歴史を眺める正しい視線は消えていき、知覚のない一部の指導者が出す無理な主張や歴史歪曲が勢力を振るう日本。その隣国の事態を憂慮の視線で眺めるしかないのが韓国の立場だ。

 よく言うよ。

 ――文部科学省は戦犯の位牌がある靖国神社への団体訪問を奨励するような通知文を各地方教育委員会に伝えたという。

 事実報道に「という」などと伝聞体を使うな。それに靖国神社には戦犯どころか誰の位牌もない。靖国神社について、これは初歩の初歩の知識だろう。朴素ヨンとやら、何年日本にいるのか。
 能力もやる気も責任感もない特派員はさっさと故国に帰って、二度と来るな。両国の関係をより悪化させるだけだ。