笈川博一 『物語 エルサレムの歴史 旧約聖書以前からパレスチナ和平まで』 2016年11月21日 | 地域研究 必要なテーマ・論点へ、浅慮からする飛躍もなく、準備不足による逡巡と凝滞もなく、ごく自然な傾斜をもって記述が、必要に応じて方角を左右しつつ、先へ先へと流れてゆく。それはまるでまさに嚢中の物を探るが如く、碩学の書き下ろし感満載。 (中央公論新社 2010年7月) #本(レビュー感想) « 鍾嶸 『詩品』 | トップ | 坂口祐三郎著 新赤影製作評... »