出版社による紹介。
今年出る『史学雑誌 回顧と展望』でどのような評価を受けるなら受けるだろうと、個人的な興味がある。中国側の議論・視角のほうが(対外的発言ということもあってやや裃を着ている感はあるが、それでも)清新またradicalに見える。
泰西の理論や方法論をただもちこんで自慢気に振り回すのはradical以前に清新でもまた斬新でもない。旧習もしくは慣習に泥む固陋をひっくり返しただけの同じ思考停止と浅薄、ついでに軽薄の業だ。
(汲古書院 2017年5月)
今年出る『史学雑誌 回顧と展望』でどのような評価を受けるなら受けるだろうと、個人的な興味がある。中国側の議論・視角のほうが(対外的発言ということもあってやや裃を着ている感はあるが、それでも)清新またradicalに見える。
泰西の理論や方法論をただもちこんで自慢気に振り回すのはradical以前に清新でもまた斬新でもない。旧習もしくは慣習に泥む固陋をひっくり返しただけの同じ思考停止と浅薄、ついでに軽薄の業だ。
(汲古書院 2017年5月)