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書籍之海 漂流記

看板に掲げているのは「書籍」だけですが、実際は人間の精神の営みすべての海を航海しています。

「コン・リー、シンガポール国籍問題に初めて言及『説明の必要ない』―中国」 から

2009年01月08日 | 抜き書き
▲「レコードチャイナ」2009-01-08 11:30:10、翻訳・編集/愛玉。 (部分)
 〈http://www.recordchina.co.jp/group/g27410.html

 96年にシンガポール籍の実業家と結婚したコン・リーは昨年11月、かねてより取得していた国籍授与式に出席し、シンガポール国民となったことを宣誓した。これにより、中国籍からは離脱することとなり、国内では「コン・リーが祖国を捨てた」といったバッシングが広がった。これまで沈黙を通してきたコン・リーだが、この日はついに口を開き、「シンガポール国籍はわたし自身によるひとつの選択。公にその理由を説明する必要はない」と、堂々と発言。

 そのとおり。本人の自由だろう。それを祖国を捨てただの、売国奴だのと、何をたわけたことを。

 「多くの人々があなたのプライベートについてあれこれ語ることについて、恐れやプレッシャーを感じますか?」との問いにもきっぱりと、「ないわ」と答えた。

 これは、確かに彼女の強さによるのだろうが、同時に、激しく非難(というより罵詈罵倒)する人間のなかには本心は中国国家と縁を切った鞏俐がうらやましくて仕方のない、馬楠のような“名與實反, 心與跡違”の手合いも多いということも、おそらくはあるだろう。

 →「思いつくまま」2008-04-23 22:32、「冉雲飛:『愛国者』の17大自由
 →「john的博客」2008/11/12 10:14、「对名人、精英们移民的反思