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書籍之海 漂流記

看板に掲げているのは「書籍」だけですが、実際は人間の精神の営みすべての海を航海しています。

Linda Benson/Ingvar Svanberg "China's Last Nomads: The History and Culture of China's Kazaks"

2013年11月21日 | 地域研究
 '3. China's Kazaks, 1912-1949'。おかげでオスマン・バトゥル Osman Batur のことがすこし解ったと思う。

11月25日付記。
 東トルキスタン共和国亡命政府のウェブサイト(日本語版)に「チュルク人世界研究基金がオスマン・バトゥル記念会を開催した」という記事があるが、 そこには、こう書かれている。

  オスマン・バトゥル(カザフ族、1889年~1951年)はアルタイ山の英雄の子孫である。強い信念と不屈の精神を持ち、中国共産党侵略者と ロシア共産党侵略者の悪行を憎み、東トルキスタンの解放と独立の為に身を捧げた。

 文中、ロシア共産党ではなくてソ連共産党であることを別にしても、この説明はいかがなものか。オスマン・バトゥルは、その理由や背景はさまざまに解釈・推測されるとはいえ、1946年以降、東トルキスタン独立運動(少なくとも共和国側)からは距離を置き、それどころか敵対している。

( M E Sharpe Inc., Apr., 1998)