書籍之海 漂流記

看板に掲げているのは「書籍」だけですが、実際は人間の精神の営みすべての海を航海しています。

ウィキペディア 「言語の起源」 項から

2015年01月09日 | 抜き書き
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A8%80%E8%AA%9E%E3%81%AE%E8%B5%B7%E6%BA%90#.E3.82.A2.E3.83.97.E3.83.AD.E3.83.BC.E3.83.81

 言語を概ね先天的なものだとみなす人々の中には、―特にスティーヴン・ピンカーは―ヒト以外の霊長類の中で先駆者を特定することを考えようとせず、単に言語機能は通常の漸進的な方法で発展したに違いないという考えを強調する者もいる。

 言語を概ね先天的なものだとみなす人々の中には、―特にイブ・ウルベクは―言語は霊長類のコミュニケーションからではなく、それより著しく複雑である霊長類の認知能力から発達してきたと述べる者もいる。

ウィキペディア 「言語の起源」項 から

2015年01月09日 | 抜き書き
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A8%80%E8%AA%9E%E3%81%AE%E8%B5%B7%E6%BA%90#.E3.82.A2.E3.83.97.E3.83.AD.E3.83.BC.E3.83.81

 言語を概ね先天的なものだとみなす人々の中には、―特にスティーヴン・ピンカーは―ヒト以外の霊長類の中で先駆者を特定することを考えようとせず、単に言語機能は通常の漸進的な方法で発展したに違いないという考えを強調する者もいる。

 言語を概ね先天的なものだとみなす人々の中には、―特にイブ・ウルベクは―言語は霊長類のコミュニケーションからではなく、それより著しく複雑である霊長類の認知能力から発達してきたと述べる者もいる。

ウィキペディア 「プラトンの問題」項 から

2015年01月09日 | 抜き書き
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%97%E3%83%A9%E3%83%88%E3%83%B3%E3%81%AE%E5%95%8F%E9%A1%8C

 「〔『プラトンの問題』とは〕人間は経験できることが非常に限られているのに、なぜ経験したこと以上のことを知ることができるのだろうか」との疑問をいう。

 人間は生まれてからわずかな期間で母語をほぼ完全に獲得するようになるが、その間に受ける環境的・言語的刺激は限られたものである。これを「刺激の貧困」という。この刺激の貧困という制約があるにもかかわらず、創造的で豊かな内容を持つ言語知識を獲得できるのはなぜかという問いに答えることが言語研究の最大の課題であるとされる。

 この考えに対して、認知言語学の側からは以下のような反論がある。第一に、養育者から得られる情報を不当に狭義の言語情報に限定しすぎており、ジェスチャーや表情など、具体的な場面から得られる非言語的情報は言われるほど貧困ではない。第二に、この問題は行動主義に基づく学習メカニズムを前提としており、ニューラルネットワークのモデルをもつ脳科学に基づいた学習モデルでは問題とならない。