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書籍之海 漂流記

看板に掲げているのは「書籍」だけですが、実際は人間の精神の営みすべての海を航海しています。

高畑勲 『十二世紀のアニメーション 国宝絵巻物に見る映画的・アニメ的なるもの』

2013年06月29日 | 芸術
 やはりこの時代すでに、アニメというか、現在の日本のマンガの文法は、基本確立していたのだ。ふんだんに使われる絵巻の絵も鮮明で綺麗で、これだけでも手元に置く価値はある。高畑監督の説明は、やや難解だが、的確。

(徳間書店 1999年3月)