周文英 『中国邏輯思想史稿』 2012年10月29日 | 東洋史 題名日本語訳は『中国論理思想史稿』。 やはり雍正・乾隆時代以降、清王朝の国家・社会および全般的な思想状況を“関閉”(閉じられた)という表現とともに、1840年代まですっとばしてある。 (北京 人民出版社 1979年)
太田辰夫 『中国語史通考』 2012年10月29日 | 人文科学 清末・民国の近現代漢語(北京語)における原因・理由を示す語(連詞)として、「因為」「皆因」の二語を挙げてある(「18. 『小額』の語法と語彙」本書375頁、「19. 社会小説『北京』の語法と語彙」同400頁)。 (白帝社 1988年1月)
平山洋 『アジア独立論者 福沢諭吉 脱亜論・朝鮮滅亡論・尊王論をめぐって』 2012年10月29日 | 日本史 私に言わせれば、馬には乗ってみよ人には添うてみよ福澤は読んでみよということに尽きる。この研究書はそのあとで自分が疑問に思ったことを確かめたり(必ずしも著者の意見に賛成する必要はない)、あるいはいまの全集では覆い切れていない福澤諭吉の真実を知るのによい。 (ミネルヴァ書房 2012年7月)