ツナさんの小部屋

団塊世代のおじさんの趣味や生活の一部を紹介します。同じ趣味を持つ人たちと交流できればうれしいと思います。

孫達の作品

2009年12月31日 09時09分21秒 | ツナさんの土ひねり
 昨日で我が輩のアルバイトも年内の営業が終わり、ほっとして帰ってきました。

 折角来ている孫達をどこにも連れて行ってやることが出来ないので、希望を聞いたところ、先日名前入りの湯飲みをプレゼントしたので興味を持ってくれたのか、お皿を作りたいというので、夕方、孫達とお皿作りをしました。

 といっても、教えるのはなかなか難しいし、その通りに出来もしないので、最初だけ注意事項を話して、好きなようにやらせてみました。

 面白いことに、こういうものにも性格が表れるようで、個性あふれる作品ができあがりました。

 これは、長男の作ったものです。
 

 なかなか味があります。(陶芸の世界では、評価しにくい作品をほめるとき、よく使われる言葉だそうです。(^_^;))

 長女が作ったのはこれです。

 短い時間でしたが、結構集中していましたし、几帳面な性格がよく表れています。
 

 まあ、お皿と言うよりは、プレートみたいな出来になってしまいましたが、今日は裏に名前を入れさせて、いずれ焼いてやろうと思っています。

 一昨日に引き続き、今日も安上がりな孫との交流でした。(^^;)

今日は、盛りだくさん。

2009年12月12日 19時17分09秒 | ツナさんの土ひねり
 今日は、久しぶりに特に予定のない休日となり、天気も持ち直し気温も暖かくなったので、いつものように畑に。

 今日のメイン作業は、スナップエンドウとサヤエンドウの植え付け、そして鳥害防止処置でした。

 エンドウ類にはきらきら光るテープを巡らし、白菜類には寒冷紗をかぶせてみました。
 

 ブロッコリーやカリフラワーにも光るテープを巡らしました。効き目があればいいのですが・・・。
 

 今日は暖かかったせいか、こんな虫がいました。
 

 横腹の赤い斑点がおしゃれです。(^_^;)

 先日、何種類か花の苗を植えたのですが、ビニールトンネルで保温をしてやったためでしょうか、黄色い小さな花をつけていました。「冬しらず」という花だそうです。
 

 お昼になったので家に帰ってみると、以前の職場で一緒だった山形県のWさんから、高級フルーツが届いていました。

 毎年頂いて恐縮しているのですが、「ラ・フランス」という洋梨です。
 

 いつもは、そのままいただいていますが、今年はちょっと保存の利くように「洋梨のコンポート」を作ってみようと思います。(^_^)v

 そうこうしているうちに、有漢町の友人から「器が焼けたよー。」と電話が入り、「じゃあ、今から行くよ。」と、1時間ほどの道のりを軽トラに乗ってすたこらさっさ。

 今回は、備前ものがほとんどだったので、飾りや焼き方はお任せでお願いしていたのですが、一部は緋襷に、残りは赤化粧土を施してもらって、こんな焼き上がりになりました。
 
      

 緋襷は見慣れていますが、赤化粧土は今回初めてだったので興味津々でしたが、予想以上の焼き上がりで大満足。今日も作品をいくつか持って行ったのですが、この焼き方でお願いしました。

 さて、この友人の工房の近くには、「石の風車」で有名な常山公園があります。 
 今日は、帰りを急がなかったので、お天気は今一でしたがちょっと訪問してみました。
 

 風はそれほど強くはありませんでしたが、何トンもの石の風車がくるくると回っていました。
 
      
            

 公園内にある売店で、おみやげを買いました。
 

 珍しいものをと、「きく芋(200円)」と「乾燥ずいき(150円)」を買い求めましたが、きく芋というのは初めて見たので、レジのおじさんに「どういう料理にして食べるの?」と聞きましたら、きんぴら又は刻んで三杯酢に漬けて食べると言います。

 しかも、血糖値の高い人にはとてもよく効く健康食品だとか。それなら、我が輩にもいい食べ物だなあと喜んでいたら、くだんのおじさん最後に一言、「そんなに美味いものでもないけどなあ。」

 思わず「お金を払う前に言ってよ。」とつっこみを入れました。(^_^;)

 乾燥ズイキの方は、家内が故郷で何度も料理していたようなので、お正月のおせちの一部にしたいと思います。

さみしいです。

2009年11月26日 22時21分56秒 | ツナさんの土ひねり
 今日、いつも購読している陶芸関係の雑誌「作る陶磁郎」という本が送られてきました。

 この雑誌は、3ヶ月に1度発刊される季刊誌で、第1号の発刊から欠かさず購読してきました。

 今日、届けられた号で実に49号、今までこの雑誌を参考にして作陶に励んできました。

 ところが、表紙の下の方も見てびっくり、なんと「本号で終刊」とあるではないですか。

 読み慣れた参考書が、廃刊になるのはとてもさみしいものです。

友人の工房を訪ねました

2009年10月20日 19時35分30秒 | ツナさんの土ひねり
 今日は、仕事が終わって、以前の職場の陶芸仲間が工房をしつらえて、作陶に励んでいるというので、我が輩の作品を持って、お邪魔しました。

 場所は、高梁市(旧有漢町)で、地図を頼りに行ったのですが、とても難しくて、迷いながらやっとの思いで到着しました。

 やや人里離れた感はありますが、作陶の環境的には素晴らしい場所で、広くて整った工房を見てうらやましく感じました。

 窯は、周囲をあまり気にしないで済むので、灯油窯を購入されており、湯飲みなら150個くらいは入りそうなものでした。
 

 ご近所の奥様方が習いに来られているようで、その方達の作品がすでに窯に収められていました。
 

 今日、我が輩が持ち込んだのは、全部備前の土で作った物で、今週末、素焼きをするというので一部を緋襷にしようとわらを巻きました。
 

 これは、友人が還元焼成をした抹茶茶碗です。とてもいい色に焼けているので、我が輩の持ち込んだ残りの作品も、この焼き方で焼いてもらうことにしました。
 
       

 これは、彼が作った作品を並べた棚です。
 

 我が家からは片道1時間余りと近くありませんが、居心地がよかったので、これから時々お世話になりそうです。

焼けましたぁ。

2009年10月14日 19時50分58秒 | ツナさんの土ひねり
 以前つとめていた勤務先に、100個ほどの湯飲みやビアマグを持ち込んで、焼いてもらうよう依頼していたのですが、今日、本焼きが出来たよと言う窯元の電話をもらい、午後引き取りに行って来ました。
 
 窯元も忙しい仕事の合間を縫って焼いてくださっているので、大変だったと思いますが、おかげで上手く焼け上がりました。
 

 今回は、信楽の赤土にそば釉をかけたもの、信楽の白土に織部釉をかけたもの、そして備前の土にわらで緋襷を施したものと3種類を作ってみました。

 すでに行き先が決まっている、名前入りの湯飲みもこの通りです。
 

 織部釉の湯飲みと備前の作品はとても上手くできたのですが、そば釉をかけた信楽の赤土を使ったものは、釉薬が濃すぎたのか焼成の温度が低かったのか、ちょっと釉薬がたれてしまいました。
 

 明日は、ベンチグラインダーでこの余分な釉薬を削って、きれいにしたいと思います。
 

釉薬をかけに行ってきました。

2009年07月29日 21時36分48秒 | ツナさんの土ひねり
 先日、差し上げる方々の名前を書き入れた湯飲みに、今日は釉薬をかけに行ってきました。

 名前を入れない湯飲みには、何もないと少々寂しいので、ちょっとした模様を書き込みました。
 

 まず、最初に全部の作品に焼成すると透明になる釉薬の「土灰」をかけ、少し時間をおきます。
 
      

 その上に書き入れた文字や模様を避けて、信楽の赤土で作ったものについては、「そば釉」、信楽の白土で作ったものについては「織部釉」を重ねてかけ、準備完了。
 
 これは、焼成が終わると茶色の発色がある、そば釉です。
 

 そして、これは緑色になる「織部釉」です。
  

 どちらも酸化焼成をしてもらうつもりですが、さあ、上手く発色するでしょうか。

素焼きした湯飲みに、名前を書き入れました。

2009年07月21日 18時21分52秒 | ツナさんの土ひねり
 先日、素焼きの出来た湯飲み類に、今日は差し上げる方々の名前を書き入れました。

 名前を入れたのは、信楽の土で作ったもので、呉須と呼ばれる染料です。今日は、古代呉須というややくすんだ紺色の染料を使いました。
 

 50人ほどの人の名前を書き入れましたが、随分久しぶりだったし、湯飲みの丸い側面に字を書くのは、結構難しいです。(^_^;)

 この次は、全体に透明な釉薬をかけ、字が隠れないように色物の釉薬をかけようと思っています。

 これは、手前のぐい飲みは信楽ですが、奥の方は備前で作ったビアマグや湯飲みです。
 

 ちょっとわかりにくいかも知れませんが、全体より濃い朱色の模様が見えるでしょうか。これは、素焼きの前にわらを巻いて隣の湯飲みとくっつかないようにしたもので、これを本焼きすると、朱色の鮮やかな模様が浮かび上がります。

 「緋襷」という備前焼特有の技法です。備前の土で作ったものは、釉薬はかけないでそのまま本焼きをします。

アマチュアの陶芸展、見に行ってきました。

2009年07月17日 20時41分27秒 | ツナさんの土ひねり
 今日は、朝からしとしと、時折かなりひどい雨の降るあいにくの天気になりました。

 仕事が終わった後も降り続いていたので、今日の畑の作業は断念。

 昨日、情報をもらった「美作陶好会陶芸展」が今日から開かれると言うことなので、我が家から3kmほど離れた公民館に出かけました。

 およそ200点ほどもあったでしょうか、アマチュアとはいえなかなかの力作揃いで、楽しめました。
 
      

 賞には入っていませんでしたが、今回の我が輩の一押しはこれです。
 

 これは審査に当たったプロの先生方の作品です。当然と言えば当然ですが、やはり、洗練されたものを感じました。
 

 我が輩が粘土などを購入しているお店の社長さんの作品です。
 

 高さ40cmほどの花入れですが、さすが、餅は餅屋、たいしたものです。

素焼き出来ました。

2009年07月16日 18時15分27秒 | ツナさんの土ひねり
 5月の末に、以前勤めていた職場の厚生施設-陶芸室に湯飲みやビアマグなど100個ほどを運び込んで、素焼きをお願いしていたのですが、焼けたという連絡があり、本焼きのための作業をするため、アルバイト終了後、出かけました。

 これはロクロなどを置いてある作業室です。
 

 焼き上がった湯飲みです。
 
      

 赤く見えるのは、信楽の砂入り赤土で作ったもの、白いのは同じく信楽の白土で作ったものです。

 他に20個ほどのぐい飲みと備前の土で作ったビアマグや湯飲みも焼けているので、結構な量になりました。

 今日は、贈答用に湯飲みに名前を書きたかったのですが時間がなく、高台の中や周辺に撥水剤を塗るところまでで終わりました。

 手ロクロに芯出機を取り付けて、撥水剤を塗ったところです。
 

 撥水剤は、高台や畳付きなど地肌をそのまま生かしたい部分に塗って、釉薬をはじくために塗ります。ピンク色に見える部分がそうです。
 

 と言うわけで、今日の作業はここまで、次回は今月の下旬に再度出かけて、差し上げる方々の名前を書き入れ釉薬をかけたいと思います。

 帰り際、窯元が小さな電気窯で、本焼きをしているのが目に入りました。

 小さな電気窯で、炉内の大きさは湯飲みなら5~6個くらいが入る大きさでしょうか。あらかじめ設定されたプログラムに従って焼いてくれるので、スイッチを入れれば後は手がかかりません。登り窯のように意外性のある作品が出来る可能性はありませんが、ずっとついている必要がなく楽ちんです。撮影したときは、目標温度の1235度に近い温度まで上がっていて、触ってみるとほんわかと暖かかったです。
 

 てな訳で、しょぼしょぼと降る雨のおかげで、久しぶりに趣味に没頭出来た午後でした。

自分で焼こうかなあ。

2009年06月03日 22時53分09秒 | ツナさんの土ひねり
 先日、以前の職場に乾燥させた湯飲みなどの作品を持って行ったときに、撮った写真です。

 年代物の灯油窯、我が輩の現役の頃からお世話になっています。でも、まだ自分で焼いたことないんです。(-_-;)以前は、人任せでお願いばかりしていましたので、現役の時に何度か経験しておけばよかったと、今頃になって後悔しています。
 

 この棚に積んであるのは、窯の中に作品を並べたりするための棚板やそれを乗せるための支柱などです。1200度以上のの高温にも耐えるもので、炭化珪素という物質で出来ているそうです。
 

 湯飲みなら200個くらいは焼ける結構大きな窯なので、作品が窯一杯になるまで焼けません。自分のものばかりなら失敗してもいいけど、他の人の作品が入ると失敗は許されませんからねえ。

 悩ましいところです。

 でも、今の窯元に指導してもらいながら、やってみようかな。