キハ56離礁!キハ27に着手

2021-03-11 | 鉄道模型
キハ27坐礁中のところキハ56も坐礁、まずは一つ離礁しなくてはなりません。


点灯試験してみます。 今のところ順調!


配光を改善したつもりでしたが、まだまだですね。


配線の断線が坐礁の原因でしたが、ここでようやく修繕、しかし回転が渋くて分解、床板の穴をヤスって広げることまでしました。


配線はこんな具合です。 脱線しない自信がある仕上がりです。


後位側は作業中にまた断線して結果として全部の延長がなされました。


コックの色差し、赤エナメルの手持ちがあるので検討しましたが、赤(出来れば赤1号、ダメなら赤2号)ではなく赤11号(朱色に近い)でした。

コック2つが絡み合ってしまっていますので赤のコックは白→黒エナメルで潰すことにします。


糊付きデカールは作業で早くも損傷

オーバーコート無しでは遊んだだけで損傷しそうですから「坐礁」はラッキーだったかもしれません。


1/80 16番と書いていますが、13mmで使うわけですからその時点でアウトです。 “J“スケールとしなくてはいけないわけです。

定員はもっと密集させて一杯入れても良かった感じがします。


最初に使うのはこの「① ②」の位置表記でした。

気動車と電車の表記類、ATSーS表記が猛烈に沢山あっても良かったですね。

1/87で大量に使っていますが圧倒的に[S]が無くなっていきます。


まず②から


次に 定員84


ナホで終了。

ちょっとスペースを警戒し過ぎて寄せ過ぎでしたね。


四位側、コレは修理前の状態。


定員84 を飛ばして行方不明、仕方なく定員82から2を外して4を加えます。


なんとかなりました。

クロマチックを定着擦りしたものが一番強固に付きます。


「架線注意」は1/87ですが、UーTRAINSの真似で貼ってみます。


やはり少し小さいか・・・・

「架線注意」看板は実物では200mm幅と300mm幅の2種類があるだけです。

蒸機に必須のアイテムだから作ったわけで1/80で作る気は無いです。

ところで「急行」表記が怪しい感じです。 ハズレかけているように見えます。


なんとオリジナルでは私が却下した内バメ式外ガラスでした。

それが暴れてしまうのです。 しっかり接着してないからです。

ゴム系クリアで接着します。

ゴム系クリアならばはみ出しを100%絡め取る、除去する事が出来ます。

ちょっとだけ面倒ですが「仕上がり具合」に換えられません。


坐礁中だったキハ56もこれで離礁です。 まだ100%完成ではないですが・・・

上手に汚しを掛ければ本物に見えそうなほどの出来栄えです。


「急行」マークを厚0.3mmプラ板(乳半として)に転写します。

この作業は未だ坐礁中、バラバラのキハ27用の作業です。


裏からメンディングテープで押さえて安定させて転写したつもりですが、少し左に寄ってしまったようです。


幸い予備があったのでそちらにも転写、後のものを使います。

キハ27では表面保護用のポリカーボネイト板は裏から接着する方式を選びました。


「急行」幕に続いてライトボックスを取り付けますが、接着です。

屋根への接着に於いてスペーサーは1mm、1.5mm、2mmの3種類を実験した結果、1.5mm角材を使うことに決めました。


ライトパネルは置いてみただけです。

パネルライトも「接着」にするつもりです。


キハ27の座礁はパネルライトの接触不良による交換(しかも。システムも全取っ替え)という原因ですが、10箇所少々の半田付けが終わったところです。

「急行」幕のライトボックスを長くし過ぎた(通路がバカに明るくなったら困るので接続点を客室まで持ち込んだ)ために基板後方にスーパーキャパシタ収納場所が得られず、トイレに匿う羽目になったのがきびしいな・・・

トイレへの配光はIMONパネルライトはバッチリだからライトボックス短くするべきでした。

まあ、作ってしまったものは仕方がないです。

でんてつコンビの復活なるか!






坐礁したまま改装!キハ56

2021-03-10 | 鉄道模型

坐礁した機会に気になるところをチェック! トイレ窓が汚いのでもしや交換?

と思って見てびっくりです。 ざらざらの荒らした面が外側に来ています。


エコーの曇りガラスに張り替え、同じものかもしれませんが、正しく外側に光沢面です。

この写真で見て驚愕です。

「糊付きのデカール?」と評したインレタもどきはもう破損してます。 IMONのクロマチックに張り替えしなくてはなりません。 それは離礁してからです。


背面をグレーに塗ってあったキハ56。よく見ると「最低限」しかヤスっていないですね。

キハ27は青のままでした。 個体差が大きいと困ります。


こちらも最低限と言うべき背面色にしておきます。 この方が明るいです。


手前側を虐めてバランス取っていたパネルライト、キハ27の経験も活かしてもう少し直しました。

レジ袋を剥がしてアルミテープを張り替えたり、下側に白い紙を少し差し込んで努力しました。

キハ27のパネルライトが(今は解体撤去しましたが)100点満点だとすれば、70点くらいにはなったように思います。


光源の反対側から発せられる光というべきものが此処にはあるのです。

ところでキハ56においては、片側の座席は絶対に外せませんでした。

リード線が瞬間接着剤で固めてあるようで外そうとすれば被膜破断となり面倒なことになります。


2本断線して私が伸ばしたコードだけが残っているのですが、もっと激しく伸ばすべきでした。

何しろ辛いです。 

ここへきて体の不調でリハビリの一部オミット、散歩ができない、工作の能力がガタ落ちなので辛いというほかないです。

先週金曜日、夜、雨の中、信号待ちで私の大好物“クリンビュー”を掛けて窓を閉めるとき、痛めていた左手の筋を痛めてしまいました。 そのダメージもかなり大きいのです。





キハ56も含め無限地獄へ

2021-03-09 | 鉄道模型
無間地獄(仏教用語;死後味わう最強の地獄の苦痛、間断の無い苦しみ)というほどではないですが、叫喚、大叫喚といった感じが続く無限地獄という感じです。

体調が著しくダウンしている(模型を前にして手が出ない・・・・)ので徐行運転でいきます。

なにしろ、険しい道が予見されます。


カツミ製パネルライト

(一旦「カツミ生」と変換されました、やはりiPadは馬鹿ですね!驚愕です)

カツミのパネルライトを切除する手術に掛かります。


ちなみに通電すると時折点灯、時折不点灯です。


パネルライトからLED点灯用の電圧を借りてきて点灯している「急行」表示も電球色を嫌って切除します。


幌が忘れられているからできた事ですが、特大ドライバーを木槌で叩いて切除しました。


怒った(起こった)結果は想定外でした。

光の漏れを塞ぐ四角断面の真鍮覆いが残り、LEDと後方遮断カバーが外れると想像していましたが、兄はカランや真鍮製の覆いがエポキシ接着だったものが表示枠から外れました。


真鍮製の覆い(ライトボックス)を覗き込みます。 表面のガラスがどこへ消えたかと思ったらこの中に残っていますね。

「急行」の文字を記した台紙は車体にしがみついて残ったからです。

意外や車体寄りの表面ガラスは「覆い」につれそい、覆いに近い急行文字は車体に連れ添って「泣き別れ」だったのです。


急行文字板の横幅など参考にします。 こうしてみても「乳半」であるべきものが「コッパ区、いや骨白」なのです。

乳半は光を通す材料、コッパ区は白いけど光をほとんど通左ない材料です。 それゆえ白いのです。

何度も言いますが、20年前に【にちりん】で乳半を目指してLEDとの間に光を減衰させるための遮蔽板を何枚も置きました。 その類の努力が絶対に必要です。

この「でんてつ」キハ56系の場合、LEDと「幕」の間にたっぷり余裕があるのですからしっかり減衰させて乳半にするべきなのです。

乳半に文字を記すと美しいです。


間口を測っておきます。 実際にはもっと果てしない数の計測をしました。 ミツトヨの電子ノギスの動きの渋さに参っています。


あっという間に再組み立ての計算で準備していましたが、長くなりそうなので片付けます。


真鍮半田付けでライトボックスを作っても良いのですが、軽量を買って紙でライトボックス作ります。

紙はワイシャツの型紙です。 その袖の部分の1/3程を使います。

アルミテープを白い表側に貼ってから切ります。


こんな感じ

実車、現物はおそらくFL20W2本程度でしょうから明る過ぎが怖いくらいです。


ゴム系クリア接着剤で組み立てます。 元と先の断面が変わる塩梅です。


こんな風に使います。


固いミツトヨノギスで押さえて寸法通りの接着を企みます。 コレは便利です。


欧州形客車デッキドアで試して良かった断面通りに切り抜いたポリカーボネイト板、このロストのパーツにはダメでした。


「急行」文字は明日モデルスIMONで買います。 それまでお預けの乳半(この場合はプラ板0.3mm厚)とガードのポリカーボネイト板です。

「骨白」と「乳半」は別の色「赤と茶」」位違う色です。 テキトウではダメです。 UーTRAINSもダメです。


キハ56、分解したら硬くて分解出来ず(クリアランスが無視されている)また配線を切ってしまいました。

これも長くなりそうです。 完成はまったく見通せなくなりました。

仕上げの気に入らないところをチョチョっと直すだけの事でいつまでも苦しい作業(修行)が続きます。 無限地獄が現れた感じです。







キハ27 126座礁

2021-03-08 | 鉄道模型
今日散歩したのと、疲れが溜まっている事から今日はペースが遅いです。

昨夜も4:00を過ぎた・・・・それもただ「遂げなきゃいかん」という義務感だけで戦っているので「心が折れ」気味です。


せっかく分解したので色差し。昨日の「白のはみ出し」は爪楊枝で撤去です。

エナメル塗料はそこが便利です。 乾かす時間が必要ですが。


排障器付きの方は外側磨きその他でOKでしたが、後位寄りは0.70mmまで削ってもイコライジングの動きが出ません。
UーTRAINSの様なワッシャーを噛ませる工夫が必要です


キハ56では2名用の端面椅子がありましたが、キハ27に使われて居らず、4人掛けを切り落としたものが使われています。 そして背面はグレーではなくモケットの色です。

仕方なく例の紙を切って貼ります。

肘置きが青のモケットになっています。

ここはモケットではなくグレーの濃さが違うプラスチックの様なもののはずです。

UーTRAINSの方はロストワックス全部青塗装ですからどうでも良い話かもしれません。


左右の椅子群を結ぶ板ですが、真っ直ぐではなく、中央部を落とすような力を加える様にしました。 コレは大成功です。

いずれキハ56にもやらなくては! 分解するだけで厄介で気が重いですが効果は抜群です。


組み付け中に点灯試験をしたらアウチです。

ここまでの作業は水疱に消えました。

実は近日内10数両IMONパネルライトを搭載していますが、100両ほど搭載して初めて不良で点灯しないやつがあったのです。 それ以来点灯試験を途中に入れているのです。


片方が点灯しません。

最初は点灯していましたが、コレは戻る可能性はなさそうです。

明るさを維持しながら配光を完璧にする、その作業は完璧だった(一番トイレ寄りのボックスの中で、トイレ向きのモケット面が十分の光を得られていたから完璧です)だけに残念至極です。


でんてつ工房は「急行」幕を照らすのに電球色LEDを使っています。

コレはいささか不味いのでIMONのパネルライトを使ってLED3つ分の仕事を1つのLEDで済ます実験をやってみようと思います。

今日、作業する気力が出なかった時間帯があり、体が不調に陥った可能性があります。 それとの兼ね合いで明日挑戦です。 ただ気がかりはあちこち断線しそうな作りが問題です。

IMONのような構造であれば断線の心配もなく、椅子がまっすぐ正確に並ぶのに・・・・その構造以外では椅子が綺麗に並ぶとすれば奇跡です。

でも、何事も成せば成る!です。





キハ56 31ほぼ完成キハ27 126へ

2021-03-07 | 鉄道模型
時間が掛かるので参っています。


キハ56 31のエアホース、まずは黒く塗り


色差しします。 触る機会が多い(世話が焼けるという意味です)事からラッカーで色差しします。

写真はないですが、この後白はアクリル塗料しかなく(エナメルは弱いのでNG)塗ったら大変でした。
アクリル塗料は筆塗りには向かないですね。(糸を引いてしまうので大変)


最後の仕上げは塗装の完全乾燥を待つ為お預けして駆動用の1.5mm角材黒ぞめ済みを使います。


使用前(キハ27)使用後(キハ56)の比較、前部。


後半部


先頭部


連結面側

キハ58は床下の色は「黒」だと思います。

日本内燃機関協会だったかが、内燃帰還はグレーに塗る規定か何かを作り、船の中でも内燃機関に関連するパイプまで全てグレーに塗るという規定があるという話だったと思います。

キハ58系に関してもその規定に従いグレーを塗るとたまたまほとんどが内燃機関関係だった為に床下;グレーと考えられてしまったのではないかと思います。

もしかするとKATOのJ“ゲージキハ58系がそう(ほぼ全部グレー)なっているのかもしれません。

そういえば、キハ58系の幌は基本「黒」です。


キハ27ではまともに手をつける前の点灯試験をしておきます。


私は、これは、全く受け入れられません。 何十年も前から一貫して受け入れられません。


百何十両レジ袋を分解して光を均一拡散目指して格闘してきました。


カツミ・エンドウ系ですから基本的には走りません。

エンドレス3周までは問題なく走ります、が軸が鳴き始めてしまうのです。

カツミ・エンドウが軸受けメタルを使っていなかった時代ならOKでした。

ピヴォットが不快な鳴きを止められない(もちろんグリースで僅かな期間は止められます)のです。

私は概略100両程度だと思いますが、ピヴォットを廃して全てプレーンに交換したのでした。


ともかくやるべきこと、イモン標準目指して手を打っていきます。


このビスの数に絶句です。


ステンレススケールが帯磁しています。


パネルライトをなんとかしなくては・・・ってすでにキハ56で苦しみましたので話は早いです。

それにしても、キハ56では片方の椅子セットを引き剥がせなかったのですが、27では上手くいきました。


アルミテープをやめて、白い紙を両面テープで固定します。


リード線を留めるのにセロテープを使っています。 正気の沙汰とは思われません。

全部剥がしてメンディングテープに交換します


白い紙をその場所に置いてから両面テープを剥がす作戦です


長さ45mm位あるIMONパネルライトのアルミテープでも一周しません。 でもその方がばっちり上手くいくかも。


左の様な姿に持って行きたいわけです。


黒い光遮断板で押さえている様な気がします。

アルミテープで返してやるIMON方式をやらなきゃダメです。


思った様なことができました。 今回は羽角行きそう。 レジ袋は光拡散が小さくて、明るい方を選びます。


いつものルーティン


筆、「000」使ったらダメでした。 「00」じゃなくてはダメでした


今日の作業の終わりに床下の黒さしをします。

乾く時間は長いほどGoodだからです。