でんてつ工房キハ56苦しい闘い続く

2021-03-04 | 鉄道模型

腰高であることが判明しました。


「マクラバリ」左はでんてつ工房キハ56、右はUーTRAINSキハ27

貫通させているのは「径3.1mmドリルの歯」でんてつ工房マクラバリの下はIMONのFMワッシャー1mm厚2枚です。


左端と右端で高さの違いがない・・・マクラバリ高さで2mmの差があることがわかりました。

DT32、TR69用のマクラバリを使えば良いことがわかりました。


腰高で、ネジ止めもしていませんが点灯実験してみました。


あんなに頑張ったのに暗い!


これだとIMONパネルライトの方が遥かに明るいかもしれません。


手慣れたレジ袋作戦でも不十分な散らばり様です。


渋谷店へマクラバリを買いに走り(散歩ですが)ます。

スクランブル交差点。

夜の会食・外食・宴会が無いことを除けば通常の生活が戻っている感じがします。

人類は意外に強くて乗り切りそうですが、「社会の大変化」は止めようもない・・・嫌な感じです。


これは帰り道、どちらも「歩行者信号が青になった瞬間」です。


遠回りですが宮益坂を登りきってこどもの城経由で運動して帰ります。

最近気がついたのですが、並木と「合わせ技」で歩道を歩けなくする街路灯に気が付きました。


誰がみても理解不能な馬鹿げた街路灯です。 わざわざ車道と歩道の間ではなく歩道を邪魔する位置に並木に合わせて建立しています。

なかなかの傑作です。


床板から取り外してみるとひどく高いマクラバリだと判ります。

MPギヤの類だからこんなものかな・・・と思ってしまいましたが、IMONギヤがMPと違うのは改良してコンパクト化しているところなのです。


マクラバリ2種と台車枠。

これならDT32用でピッタリな感じです。

マクラバリをDT32用にしてまで・・・力の入った良い出来の「DT22」です。

IMON同様、排障器付です。


イコライジングが渋かった点も治すべくヤスリを入れて完璧な動きを狙います。(まだちょっと渋いかも)


DT32用のマクラバリ、優秀で厚み0.80mmです。


整形してここまで薄くします。 イコライジングには大事です。 台車を作るときにマクラバリが厚0.80mmの板から作ると思うから「甘い」作りになるのです。

「厚0.90mmから作られるのだ」と思って台車枠を作れば良いのです。

16番の台車枠3種類を直近に見たわけですが、その3種類全部が全く同じ問題を起こしていたので重大な提言なのです。

日光さんだけが走りを見据えた対応をしていました。 後の2種類はそのままでは脱線します。 イコライジングができないですから。


IMONギヤだとこんな仕上がりになります。

ボルスターは普通のボルスターに近い2.8mm厚のものを使います。


何度も何度も分解しては組み立てて、分解することを無視した短いリード線がよく耐えるなと思っていたら連続して断線して大変なてまで切り継ぎして余裕を持たせました。

でんてつ工房を弄って気がつくのは私が過去200両ほど分解して弄り回した「カツミ・エンドウの16番EC、DCと似ているな」と言うことです。

UーTRAINSには無い特徴です。


ユニバーサルジョイント、上二つがでんてつキハ56、その下がUートレキハ27、キハ22、キハ22です。

本家エンドウは無い様です。 全てエンドウのコピーです。


ボルスターのパーツ、左からでんてつ、Uートレ、IMONです。 IMONが一番柔らかいです。

IMONだけが目立たないように注意を払って作っている事がわかりますでしょうか。

本家のエンドウも含めてコピーするところは全部そのままコピーしています。

真剣に良いものを作ろうとしているのはIMONだけだと言うことがわかりますでしょうか?


でんてつの車輪厚は2.40mmでした。

16番パワートラックの車輪を参考にしたのでしょうか・・・


Uートレの車輪厚は2.59mmでした。


左;でんてつ、右;Uートレ

軸先の直径がでんてつ;1.4mm、Uートレ;1.5mm
 (16番ゲージ日本型の規格は1.5mmが正しいです)

ギヤケースの形状はUートレ(カツミ)が元祖MPギアに近いです。

フランジ形状の違いにも注目です。

正常と言うべきは“でんてつ”です。


モーター伝導軸は同じ高さに径2.0mmで同じです。

本当はEN-22を使っていた時代の名残りだと思われます。(今も使っている?・・・考えられません)


元祖である「MPギア」です。 なんとHO1067IMONのキハ58です。

一番取り出しやすいのがコレでした。

IMONキハ58、キハ82はMPギア+ユニバーサルジョイントでした。

輸出先フェロースイス・ブライテンモーザー氏から「急曲線で音が出る問題」からシリコーンチューブへの転換を求められ、シリコーンチューブの改良に励む様になりました。

モデルスIMONで時折売られるキハ58と82に認定中古車(認定中古車はポルシェのパクリです)全て工房で点検され、MPギアは分解され(セラミックグリスは大概カラカラに乾いて無くなっています)清掃され、軸径2mm用のものをわざわざ作ったスラストワッシャーが組み込まれ、「ベルハンマー」のグリスが充填されています。

オリジナルより良かったりします・・・


そう、もう一つ、IMONギヤは全部がIMON自慢の蒸機の下回り(軽便含む)を組み立てている「職人さん」ひとりが組み立てています。 例外が無いはずです。

本家を含む「その他大勢」とは真剣味が違うことを公言しておきます。

(残念ながら社員は知らないです・・・そう言うことに関してはIMONは真剣味に欠けています)


まだ未完成ですが「高さ合わせ」が何より重大問題ですから並べてみました。

左;U-TRAIN 右;でんてつ工房

造形に関しては両者ともに素晴らしい真剣味で取り組んでいます。 でも凡ゆる所が両者ちょっとずつ違います。

「両者並び」について、このシーンが一番違和感ないです。


“でんてつ“は赤11号の違いに拘っている様ですが、大きく違うところはクリーム色の違いです。

はっきり言えば両者の中間が良かったかもしれません。

この辺りの色に対する中庸を狙うところはIMONの方が優れていると思います。


上からの眺めも大きく違います。

大問題は屋根の色です。 コレも中間が良かった感じがします。 「暗すぎ」と「明るすぎ」です。

こうやって書き上げた今日の報告、色々比較して楽しそうですが、現実は99%の時間、苦しい苦しい調整や分解、組立、色差し、ヤスリ掛けなど猛烈に工作しています。

たくさんたくさんの道具を使うので、その道具を探したり、落としたものを探したり、涙が出そうな苦しい時間ばかり過ごしています。

明日も頑張ろう!