エアロトレイン箱入れ

2021-03-05 | 鉄道模型
突然違う話題ですみません。

アメリカの実験的列車「エアロトレイン」というのをご存知でしょうか。

10年ほど前、“CON-COR“(コンコー)というメーカーからプラスチック製の模型が出ました。

縁があってその模型を買えましたが、オリジナルの箱に入れておくとアウトですのでIMONの編成箱に入れ替えました。


基本セットは機関車部分と最後尾車両と中間車2両、増結セットは中間車3両それが2つで全部で10両編成です。


IMON編成箱はアメリカ型6両用、モルト厚6mmを使います。

断面が小さくて欧州型と似たり寄ったりなのですがアメリカ形扱いしておきます。


最後尾車両と機関車は長いので1両分使いますが、中間車8両は2両ずつで1両分使います。

機関車は片ボギー、客車は最後尾まで全て2軸車です。

実物も模型も操舵機能付き2軸車を歌っている様です。


機関車の前後のモルトはHO1067ワ10000/12000用のモルト欠き取り部分。

中間車を2両の前後のモルトは新幹線0系の頭を押さえるためのモルトです。

最後尾はHO1067ワム90000用欠き取り部分です。

屋根を押さえるモルトは9mm厚+8mm厚=17mm厚です。


先頭部流線型ディーゼル機関車と最後尾客車です。

キハ81に見えてしまいますが、1955年登場のエアロトレインは1958年に登場したこだま形20系(151系)電車のデザイン見本になったモノと見て間違いないと思います。


同じHOスケールのIMONの151系を並べてみます。

日本の誇りとも思っていたこだま形151系ボンネットスタイルはこのような「格好のお手本」が有って→出来たものだったのです。 窓周り「赤」まで真似ています。


“COH-COR”コンコーの製品箱では非公式側が上でした(外国形には非常に多いです)

IMON箱での収納では右頭にしておきます。(ポップアップします)




キハ56 31 後一歩

2021-03-05 | 鉄道模型
キハ56 31 でどうしても手を打つ必要があるのは後位側です。

幌が完全に忘れられている事と。エアホース色差しが忘れられている事です。


“J”の気動車用幌は有ったような気がして16番お道具箱を開けてみます。 車内仕切板や椅子の塗装済を集めている道具箱です。


気動車用薄型幌は4種類ありました。 十数両分あります。

左から ① エンドウのメーカー塗装済幌グレー ② エコー黒塗装 ③ エコー別の黒塗装 ④ エコーグレー塗装です。

1/87になってやっていることと全く同じでびっくり、進歩がないので呆れました。

UーTRAINSは幌がグレーでしたが、正式には(多数派という意味でも)黒です。

実車に両方あるので必ず1/3~4はグレーを作っておくのがイモン流です。


行先方向板が「空のまま」と「方向板を入れる前提」の2種類選べるのがすごいです。

でも取り付ける人はほとんど居ないからどちらかを最初からつけるのが良いと思います。


ゴム系接着剤で付けるのが普通です。 接着後こうして指で丸めたゴム系接着剤ではみ出し分を絡め取ります。


さらに細かいところは切っ先をヤスリで尖らせた爪楊枝で擦って丸めて取るという作戦もあります。


自動ドアを転写したらありゃりゃりゃ・・・イタリックになったし、周りにノリが残った感じに

これは難しくて使えません。


右はKATOのキハ58系用自動ドア、こちらの方がずっと良いですが掠れている感じだしやめておきます。


札ナホも曲がって転写されてしまいました。

文字はもともと綺麗ではないのですが、この転写シート予備に付いている「札ナホ」が良いので4位側上手く行ったら貼り直すことにします。


「①」も上手くいきません。 もっとも最初から綺麗ではないのですが・・・


KATOの20系から「①」をもらいます。

IMONの1/80インレタ(L-800番台の型番)があれば全て簡単なのですが。


四位側上手く行ったので札ナホを削り取って


入れ替えました。


床下機器の転写文字、一番小さな「警」からやろうと思ってハサミを入れたら全部付いてきてしまいました。

この文字は“インレタ”でも“クロマチック”でもない様です。

だんだん癖がわかってきましたが「糊付きのデカール」みたいなものだと理解しつつあります。

シャープペンやボールペンで擦るのはダメです。

爪楊枝で真ん中を押さえ、続いて外周に向かって全方位に外に向かって爪楊枝で擦るのです。


クロマチックと同じで小さいモノの転写には「メンディングテープによる被せ」が良いです。


クロマチックの1/5程度の力で十分です。


ジャンパー栓はグレーでいいやと思っていましたが、色差し失敗してあったので黒に塗りつぶすことにします。


幌をつけなくてはいけませんが、その前に黒の部分の中で当たって禿げやすい部分にラッカーの黒を使います。


エナメルでは弱くてダメです。

(艶あり)黒・石炭用(強い艶消し)に加え旧石炭用黒(強い艶消し)が出てきてラッキーです。

先日の地震で煮崩れをおこしたおかげで発見されました(=マッハの缶)


リターダーシンナー多めでいざ行かむ。


大体終わりました。 コレは左側


右側

残すは黒塗装が乾いた後エアホースのコックに色差しするだけです。


室内灯チェック


暗いです。 IMONのパネルライトの方がだいぶ明るいですね。


それと残念なのが、水タンクのエラーです。 当然原型のアルミ製でなければならないのです。 コレは北海道で多く見られた交換後の形状です。


光の満遍ない散り様も不十分ですがまあ元から見ればまだ良いです。


ポスター位置高すぎるのも残念かも。