キハ56も含め無限地獄へ

2021-03-09 | 鉄道模型
無間地獄(仏教用語;死後味わう最強の地獄の苦痛、間断の無い苦しみ)というほどではないですが、叫喚、大叫喚といった感じが続く無限地獄という感じです。

体調が著しくダウンしている(模型を前にして手が出ない・・・・)ので徐行運転でいきます。

なにしろ、険しい道が予見されます。


カツミ製パネルライト

(一旦「カツミ生」と変換されました、やはりiPadは馬鹿ですね!驚愕です)

カツミのパネルライトを切除する手術に掛かります。


ちなみに通電すると時折点灯、時折不点灯です。


パネルライトからLED点灯用の電圧を借りてきて点灯している「急行」表示も電球色を嫌って切除します。


幌が忘れられているからできた事ですが、特大ドライバーを木槌で叩いて切除しました。


怒った(起こった)結果は想定外でした。

光の漏れを塞ぐ四角断面の真鍮覆いが残り、LEDと後方遮断カバーが外れると想像していましたが、兄はカランや真鍮製の覆いがエポキシ接着だったものが表示枠から外れました。


真鍮製の覆い(ライトボックス)を覗き込みます。 表面のガラスがどこへ消えたかと思ったらこの中に残っていますね。

「急行」の文字を記した台紙は車体にしがみついて残ったからです。

意外や車体寄りの表面ガラスは「覆い」につれそい、覆いに近い急行文字は車体に連れ添って「泣き別れ」だったのです。


急行文字板の横幅など参考にします。 こうしてみても「乳半」であるべきものが「コッパ区、いや骨白」なのです。

乳半は光を通す材料、コッパ区は白いけど光をほとんど通左ない材料です。 それゆえ白いのです。

何度も言いますが、20年前に【にちりん】で乳半を目指してLEDとの間に光を減衰させるための遮蔽板を何枚も置きました。 その類の努力が絶対に必要です。

この「でんてつ」キハ56系の場合、LEDと「幕」の間にたっぷり余裕があるのですからしっかり減衰させて乳半にするべきなのです。

乳半に文字を記すと美しいです。


間口を測っておきます。 実際にはもっと果てしない数の計測をしました。 ミツトヨの電子ノギスの動きの渋さに参っています。


あっという間に再組み立ての計算で準備していましたが、長くなりそうなので片付けます。


真鍮半田付けでライトボックスを作っても良いのですが、軽量を買って紙でライトボックス作ります。

紙はワイシャツの型紙です。 その袖の部分の1/3程を使います。

アルミテープを白い表側に貼ってから切ります。


こんな感じ

実車、現物はおそらくFL20W2本程度でしょうから明る過ぎが怖いくらいです。


ゴム系クリア接着剤で組み立てます。 元と先の断面が変わる塩梅です。


こんな風に使います。


固いミツトヨノギスで押さえて寸法通りの接着を企みます。 コレは便利です。


欧州形客車デッキドアで試して良かった断面通りに切り抜いたポリカーボネイト板、このロストのパーツにはダメでした。


「急行」文字は明日モデルスIMONで買います。 それまでお預けの乳半(この場合はプラ板0.3mm厚)とガードのポリカーボネイト板です。

「骨白」と「乳半」は別の色「赤と茶」」位違う色です。 テキトウではダメです。 UーTRAINSもダメです。


キハ56、分解したら硬くて分解出来ず(クリアランスが無視されている)また配線を切ってしまいました。

これも長くなりそうです。 完成はまったく見通せなくなりました。

仕上げの気に入らないところをチョチョっと直すだけの事でいつまでも苦しい作業(修行)が続きます。 無限地獄が現れた感じです。