キハ56 31 後一歩

2021-03-05 | 鉄道模型
キハ56 31 でどうしても手を打つ必要があるのは後位側です。

幌が完全に忘れられている事と。エアホース色差しが忘れられている事です。


“J”の気動車用幌は有ったような気がして16番お道具箱を開けてみます。 車内仕切板や椅子の塗装済を集めている道具箱です。


気動車用薄型幌は4種類ありました。 十数両分あります。

左から ① エンドウのメーカー塗装済幌グレー ② エコー黒塗装 ③ エコー別の黒塗装 ④ エコーグレー塗装です。

1/87になってやっていることと全く同じでびっくり、進歩がないので呆れました。

UーTRAINSは幌がグレーでしたが、正式には(多数派という意味でも)黒です。

実車に両方あるので必ず1/3~4はグレーを作っておくのがイモン流です。


行先方向板が「空のまま」と「方向板を入れる前提」の2種類選べるのがすごいです。

でも取り付ける人はほとんど居ないからどちらかを最初からつけるのが良いと思います。


ゴム系接着剤で付けるのが普通です。 接着後こうして指で丸めたゴム系接着剤ではみ出し分を絡め取ります。


さらに細かいところは切っ先をヤスリで尖らせた爪楊枝で擦って丸めて取るという作戦もあります。


自動ドアを転写したらありゃりゃりゃ・・・イタリックになったし、周りにノリが残った感じに

これは難しくて使えません。


右はKATOのキハ58系用自動ドア、こちらの方がずっと良いですが掠れている感じだしやめておきます。


札ナホも曲がって転写されてしまいました。

文字はもともと綺麗ではないのですが、この転写シート予備に付いている「札ナホ」が良いので4位側上手く行ったら貼り直すことにします。


「①」も上手くいきません。 もっとも最初から綺麗ではないのですが・・・


KATOの20系から「①」をもらいます。

IMONの1/80インレタ(L-800番台の型番)があれば全て簡単なのですが。


四位側上手く行ったので札ナホを削り取って


入れ替えました。


床下機器の転写文字、一番小さな「警」からやろうと思ってハサミを入れたら全部付いてきてしまいました。

この文字は“インレタ”でも“クロマチック”でもない様です。

だんだん癖がわかってきましたが「糊付きのデカール」みたいなものだと理解しつつあります。

シャープペンやボールペンで擦るのはダメです。

爪楊枝で真ん中を押さえ、続いて外周に向かって全方位に外に向かって爪楊枝で擦るのです。


クロマチックと同じで小さいモノの転写には「メンディングテープによる被せ」が良いです。


クロマチックの1/5程度の力で十分です。


ジャンパー栓はグレーでいいやと思っていましたが、色差し失敗してあったので黒に塗りつぶすことにします。


幌をつけなくてはいけませんが、その前に黒の部分の中で当たって禿げやすい部分にラッカーの黒を使います。


エナメルでは弱くてダメです。

(艶あり)黒・石炭用(強い艶消し)に加え旧石炭用黒(強い艶消し)が出てきてラッキーです。

先日の地震で煮崩れをおこしたおかげで発見されました(=マッハの缶)


リターダーシンナー多めでいざ行かむ。


大体終わりました。 コレは左側


右側

残すは黒塗装が乾いた後エアホースのコックに色差しするだけです。


室内灯チェック


暗いです。 IMONのパネルライトの方がだいぶ明るいですね。


それと残念なのが、水タンクのエラーです。 当然原型のアルミ製でなければならないのです。 コレは北海道で多く見られた交換後の形状です。


光の満遍ない散り様も不十分ですがまあ元から見ればまだ良いです。


ポスター位置高すぎるのも残念かも。







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