狩勝戦士に同行した北海道③

2013-10-11 | 国鉄時代
今日、2日目は狩勝戦士の皆様が狩勝新線の撮影をします。


ヨークシャーファームの朝御飯です。


好みのパンやジャムを選びます。

私は1970年代のドイツの小さな街のホテルの朝御飯を思い出す雰囲気です。


素晴しい!この卵料理が英国風なのかもしれません。


我々の部屋は2階です。


この210号室です。


ヨークシャーファームのご主人と村樫四郎さん。


増田山に登りました。


一直線に来られたわけではないのですが何とか辿り着きました。 堀越さん撮影


4001D【スーパーおおぞら1号】遅れて走行中。


増田山で記念写真です。


そして、車を使って少し足場を捜します・・・・見つけられませんでした。

実は下り列車(後追い)ですがDF200牽引貨物が通過したそうです。 貨物列車は此処でも夜ばかりで昼間は殆ど走って居ません。


3427D快速〔狩 勝〕旭川発帯広行です。


3430D快速〔狩 勝〕釧路発滝川行です。 途中帯広で2522D→3430Dと列車番号が変わってしまうのが残念な列車です。


4006D【スーパーおおぞら6号】


増田山を下ってD5195に向かいます。


新線の信号場の下を潜ります。


新得駅上り方の踏切を渡ります。


D5195は街並みの終わる辺りに置いてありました。


此処はSL広場・・・旧線線路跡に於ける名称です。


D5195の説明

重要な事は書いてありません。 (我々にとって「重要な事」が書かれていないです)

D5195は半流D51の中でもD511の次に有名なカマです。

私もD5195の模型持っています。


乗工社のHO1067の模型です。

かなり古い時代から特定番号機で模型が販売されてきた機関車です。

(IMONの蒸機模型は乗工社から受け継がれてきているのですが、こうして見てみると全然違うモノに見えて来ていますね・・・・驚きました)


D5195 御代田~信濃追分 1961-12-25 浅間山からも噴煙が(村樫四郎さん撮影)

長工デフ、長野ヒゲ、重油タンク。 信越本線直江津から軽井沢の間の人気ガマ、アイドルだったのです。

此処に置いてあるD5195、全然違う恰好です。

残念ながら北海道に渡ってその特徴の殆どを失いました。


重油タンクが載っていた名残のドームの切り欠きはみとめられます。


一見したところでは典型的な北海道装備です。


助士側は光が回り難いです。


ストロボ炊いちゃいます。


でも遠景では全く判りません。 D-ライティングの方が効果大ですね。


村樫さんに記撮撮って頂きました!


座ったからには此処からの眺めを撮りまくります。


その撮った写真がこれです。 空気作用管が『ギターの弦』になった極寒冷地装備。


機関士の眺め。


しかし、狭い。


D51半流のキャブは他のD51とは違う全蒸機の中で格別の狭いキャブです。 私がはまれたのは奇跡です。

(昭和11年頃運転室を小さくして機関車を大きく見せようという流行があったのです)


助士側。


テンダー右側。


テンダー左側。


渡り板。


とても綺麗に維持されています。


助士席にも座ってみました。 これはストロボ点灯。


助士席の眺め。 D-ライティング。

デフのステーにご注目!!長工デフ特有のステーが残されています。


テンダー炭庫内部右サイド。


左サイド。 実は炭庫内部は黒塗装ではないかもしれない(錆止め?とび色?)という疑問がまだ残っているのです。


ATS本体が収納されている部分です。


天窓周辺。


機関士席側キャブ。


模型では極めて重要である後ろ正面。

すみません、皆様の足止めになってしまったかと・・・


国道39号線から旧新内駅への入口です。


今日はエコトロッコに乗ってみます!

http://202.218.150.141/hokkaido/news.php?k_id=01001001305130001

ひとつ残念なのは、今日は増田秀則さんは忙しいのです。

15インチゲージの初走行でテレビ局が取材に来ているのです。

(考えてみれば、旧線で撮影した“戦士”がわざわざ東京から遊びに来ているのですから顔を出すべきだったかも・・・)


折角ですから1人1両ずつ漕いでみます。


杉江さん出発。


堀越さん出発。


私は実はビデオカメラがメインで撮っているんですね・・・村樫さん撮影


お客様が乗って到着した車両を転車台で回して、


村樫さん出発。


私も後に続きます。

驚くほど軽く走ります。

道路交通と比べて鉄道は燃料消費が1/20で済むと言われていますが判ります。 走行抵抗が別次元なのです。


にこにこしながらビデオ回して走って居る変なおじさん・・・村樫さん撮影。


このコースはポイントの切換えも為されて変則的に2周するコースで満足感もなかなか素晴しいです。


広くて1067mmゲージに見えないですが出発点以外の部分は線路が細いのです。 堀越さん撮影


2周目を終わると終着です。 これは楽しい。


急いで9600を記録しておきます。








この様な見えない部分が重要です。


またシャッター押して貰ってしまいました・・・


キャブの中はコンデジでちゃちゃっと・・・





















59672は帯広のカマで最後近くまで活躍していました。

電化線に近付かないので補助灯は無いです。

現役時代の写真を紹介致します。


1975-2-26 豊似 野津寄り キマロキのロキの機関車が59672です 撮影;隅田衷さん


1975-2-26 広尾に到着した59672 撮影;隅田衷さん


旧新内駅とお別れします。 昼食とお土産買い物でお蕎麦の里へ!


レストラン+土産物売場。 向こうが工場です。


蕎麦畑です。


新蕎麦祭のご案内。


昨日も来ました・・・


今日は“せいろそば”と


“鶏そば”を頂いてしまいました。 


大変美味しいです。 正解だったと思います。


売店でお土産の蕎麦を買ってから、蕎麦アイスもありますが・・・


そばソフトにします。


ソフトクリームを舐めながら店の脇、旧狩勝線跡へ。

そう、此処がSL広場の次、「そばの里」です。


説明板と、


旧路盤です。


ず~~っと続いて居ます。


ポスターが貼られていました。


羊さんもミニ汽車も一緒に活躍中です。

昼食が終わって我々は糠平経由、今夜の泊地温根湯温泉へ向かいます。