9月に二回北海道へ行きました。
一度目は知床、釧路、阿寒湖へ、二度目は狩勝、糠平、常紋、丸瀬布が目的地です。
実は表題の通り『狩勝戦士』のお三方に同行させて頂いたのです。
新得で開かれている写真展『狩勝戦士展』を見に行くのがその目的です。
http://www.hokkaido-np.co.jp/cont/eventdata/209270.php
お三方は村樫四郎さん、杉江弘さん、堀越庸夫(つねお)さんの3人です。
村樫さんと杉江さんは鉄研三田会の先輩で多くの写真集で写真に触れた方が多いと思います。
http://o-emu.net/netyoko/yamazaki-shoten/?p=1272
http://www.amazon.co.jp/%E6%9D%91%E6%A8%AB-%E5%9B%9B%E9%83%8E/e/B004KYTNJQ
杉江さんは機長としても有名でB747乗務時間世界一としてギネスブックに載っている人です。
http://www.amazon.co.jp/%E6%9D%89%E6%B1%9F-%E5%BC%98/e/B004LA4QIC
http://railway.shosen.co.jp/shsite101.php?item=trc01
堀越さんは「新橋の会」での蒸機談義で何度もご一緒させて頂いている早稲田OB、写真集“北辺の機関車たち”の著者のひとりというこれまた凄い人です。
http://www2.odn.ne.jp/steam-locomotive/
この旅行が想像以上に凄い光栄な同行であったかは旅行に行って徐々に明らかになって行きました。
羽田7:55発JL1103便旭川行きB737-800です。 女満別がB767、旭川がB737!
一行のスケジュールは三転して村樫さん杉江さんは前日から美瑛町泊、堀越さんはエアドゥで先行しています。
隣のB席に人が来る前に急いで撮った写真・・・窓側だが窓が無い!
それでも頑張って写真を撮ります・・・・最初はまあまあの天気でした。
空弁、贅沢な今半のすきやき重です。
1000円以上するだけあってボリュームまあまあ、味はGoodでした。 これは和牛でもOKでした。
北海道に接近すると雲が多くなってきました。
旭川に到着したB737です。
そして直ぐに富良野線の撮影です。
10:30富田ファームにやってきました。 ラベンダーの季節ではないので少し閑散としています。
http://www.farm-tomita.co.jp/
適当な足場が見つかりました。
西中10:40発727D富良野行です。
ラベンダー畑駅は通過です。
直ぐに金山湖へ向かいます。 広域農道を走ります。 狙いは2429D釧路行です。
かなやま湖は大きく見た事のない撮影地点で捉える事が出来るか・・・・
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%87%91%E5%B1%B1%E3%83%80%E3%83%A0
かなやま湖を渡る2429D、ぎりぎりで間に合いました。
滝川9:37発、釧路17:39着 何と日本一長距離長時間の普通列車なのです。
http://news.mynavi.jp/news/2012/11/01/028/index.html
そして、目的地狩勝旧線への道中‘幾寅’の駅に立ち寄りました。
幌舞駅という駅名を掲げた幾寅駅です。
『鉄道員』(ぽっぽや)のロケに使われた駅です。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%89%84%E9%81%93%E5%93%A1_(%E5%B0%8F%E8%AA%AC)
そのままロケのセットが遺されています。
だるま食堂 これは文字の雰囲気の時代設定が間違っているように思います。
昭和50年代で良さそうな設定なのに30年代みたいな感じです。 40年代にはもうこういう雰囲気は残って居ませんでした。
これは合格!
こんなモノも作ったのでしょうか・・・
この気動車はいただけません。
時代の感覚が全然無い感じですね。
キハ40は豪華な雰囲気で合わないとすれば最近の軽快気動車を一色塗りにすればまだマシだったのでは?
駅舎の中に入ってみます。
幌舞駅の看板。 きちんとエイジングの処理が為されています。
ヒロスエが出ていたんですね。
広末涼子も芸名です。
昔、渋谷ストリートオーディションに出ていた(強い出場者)広瀬涼子(本人が考えたステージネーム)をパクった名前に間違いないと思います。
「鉄道員」と書いた看板の下のモニターでは映画の1シーン(数分ぶん)が流れっぱなしになっています。
出札口跡とホンモノの料金表。
駅舎奥は映画『ぽっぽや』展示資料館になっています。
ポスター類。
このサインはまるきり別格ですよね。
サインいろいろ。
美寄は美深+名寄でしょうね。 美幸線と深名線が重なったイメージの先に幌舞があったのでしょうね。
それにしても駅名看板であれだけエイジングしたのにこれには一切していないのは注意力不足。
ニセモノの料金表
新得520円(ホンモノは710円)富良野440円(ホンモノは810円)
ということは宗谷本線ではなく根室本線が意識されていたのか?
(この点では深く考えてなんか居ないに違いありませんが・・・)
使われた衣装。
セットの模型。
大きなテレビが場違いな感じを受けますが・・・昔の駅事務室内で見た事はないです。
撮りまくっているイモン;村樫さん撮影
「いくとら」の駅名票
同じく、
次はもう落合なんですね! (狩勝峠=落合~新得間として認識していますので)
地元の人から駅舎に掲げられた看板「幌舞」を見て住人が降り損ねそうになった話を聞きました。
線路。 丸いバラストと木製枕木・・・ ホンモノは凄くエイジングが効いています。
2432D(幾寅12:18着19発)が丁度やってきました。 (記撮を兼ねています)
観光客らしき人が結構居ます。 なかなかの人気です。
幾寅駅・・・あまり期待して居なかったのですが、面白かったです。
狩勝信号場跡地です。
狩勝戦士は落合から歩き、信号場をこの角度から見ながら国道を更に進み、狩勝トンネルを抜けた先で線路方向へと分け入るのが基本だったそうです。
国道の最高地点は狩勝トンネルの上に有ります。 新得側の眺望が開けています。
直ぐ其処が狩勝トンネルの新得側出入り口で路盤跡が見えています・・・・ず~~~っと先まで。
展望台に登りました。 ドライブインがあります。 (ドライブイン・・・佳いでしょ!)
‘ドライブイン’なんかで食事せず名物の新得そばにお腹を取っておきます。
見えている山の案内看板。
旧新内(にいない)駅跡に寄ります。
NPO法人 旧狩勝線を楽しむ会の拠点です。
http://www.karikachi.org/
旧狩勝線資料館館長増田秀則さん(左から2人目)にまず挨拶しに来ました。
昼食後のスケジュールなども軽く打合せ。
新得方に7km程行ったところにある新得そばの館に来ました。
続く敷地にはホンモノのそば工場があり、道路との間はそば畑です。
レストランの方でもそば工場の実演を機械がやっています。
こんな中の様子です。
小上がりとは言えない大きな畳のコーナー。
メニュー、味を売り物にしているだけに決して安くはないです。
おすすめ!という新得地鶏南ばんせいろ20%引きに引かれてしまいます。
ごぼう天そば
ごぼう天せいろ
新得地鶏南ばんせいろ(私はこれとごぼう天そばを食べました)
お蕎麦最高!
昼食終了、再び旧新内駅で増田さんと
資料館を見せて頂きます。 このエコトロッコが中々凄いのですが、それは後で。
キューロクも綺麗に保たれています・・がこれも後で!
20系です! こちらが資料館です。
狩勝信号場で使われていた大正時代の陶器のの便器も展示されています。
Nゲージで狩勝旧線、信号場や新内駅のジオラマを作りました。
閉塞装置 駅間1セットで両端駅に置かれ、常に一つしか玉を出しません。
玉を持っていないと走ってはいけないわけです。
大カーブ
貴重な写真による展示。
その貴重な写真の数少ない提供者の中の3人が訪問したわけです。
しかも、皆様昭和41年(新線切り換え)後初めての狩勝旧線訪問だったのです。
旧狩勝信号場周辺の調査などから存在した建物が正確に判ってきてジオラマ上では白い建物になって新設されたようです。
今後建物のディティールなども研究調査が進み次は色付けが行われる予定です。
新内駅もこんな線形の中に有ったんですね。
新得駅連動図表、こんなに線路が多かったんですね。
狩勝信号場の資料群と狩勝超え線路断面図の新旧比較など。
20系の車内も見せて頂きます。 ナロネ21です。
これは3両目のナロネ22、プルマン寝台セットの状態です。
ナロネ22の1人用個室アメリカ式で言う‘ルーメット’の座席上部、引張ってベットを出すのです。
1人用個室附属の洗面台。
ナロネ22の喫煙所
ナロネ22の開放室(プルマン寝台部分)は片側セットした状態にしてあります。
乗務員室;これは車掌室です。
対してこちらは給仕室です。 大きく違うのは椅子の向きです。
扉を殆ど閉めた給仕室。
マウンテンバイクで旧線線路跡を訪問する前にこの時点では未開通の庭園鉄道を見せて頂きました。
Gゲージの線路を引き回した旧狩勝を再現しようとしています。
こちらは15インチの乗用庭園鉄道です。
15インチはこの時開通直前でした。
次回はいよいよマウンテンバイクによる旧線訪問です。
一度目は知床、釧路、阿寒湖へ、二度目は狩勝、糠平、常紋、丸瀬布が目的地です。
実は表題の通り『狩勝戦士』のお三方に同行させて頂いたのです。
新得で開かれている写真展『狩勝戦士展』を見に行くのがその目的です。
http://www.hokkaido-np.co.jp/cont/eventdata/209270.php
お三方は村樫四郎さん、杉江弘さん、堀越庸夫(つねお)さんの3人です。
村樫さんと杉江さんは鉄研三田会の先輩で多くの写真集で写真に触れた方が多いと思います。
http://o-emu.net/netyoko/yamazaki-shoten/?p=1272
http://www.amazon.co.jp/%E6%9D%91%E6%A8%AB-%E5%9B%9B%E9%83%8E/e/B004KYTNJQ
杉江さんは機長としても有名でB747乗務時間世界一としてギネスブックに載っている人です。
http://www.amazon.co.jp/%E6%9D%89%E6%B1%9F-%E5%BC%98/e/B004LA4QIC
http://railway.shosen.co.jp/shsite101.php?item=trc01
堀越さんは「新橋の会」での蒸機談義で何度もご一緒させて頂いている早稲田OB、写真集“北辺の機関車たち”の著者のひとりというこれまた凄い人です。
http://www2.odn.ne.jp/steam-locomotive/
この旅行が想像以上に凄い光栄な同行であったかは旅行に行って徐々に明らかになって行きました。
羽田7:55発JL1103便旭川行きB737-800です。 女満別がB767、旭川がB737!
一行のスケジュールは三転して村樫さん杉江さんは前日から美瑛町泊、堀越さんはエアドゥで先行しています。
隣のB席に人が来る前に急いで撮った写真・・・窓側だが窓が無い!
それでも頑張って写真を撮ります・・・・最初はまあまあの天気でした。
空弁、贅沢な今半のすきやき重です。
1000円以上するだけあってボリュームまあまあ、味はGoodでした。 これは和牛でもOKでした。
北海道に接近すると雲が多くなってきました。
旭川に到着したB737です。
そして直ぐに富良野線の撮影です。
10:30富田ファームにやってきました。 ラベンダーの季節ではないので少し閑散としています。
http://www.farm-tomita.co.jp/
適当な足場が見つかりました。
西中10:40発727D富良野行です。
ラベンダー畑駅は通過です。
直ぐに金山湖へ向かいます。 広域農道を走ります。 狙いは2429D釧路行です。
かなやま湖は大きく見た事のない撮影地点で捉える事が出来るか・・・・
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%87%91%E5%B1%B1%E3%83%80%E3%83%A0
かなやま湖を渡る2429D、ぎりぎりで間に合いました。
滝川9:37発、釧路17:39着 何と日本一長距離長時間の普通列車なのです。
http://news.mynavi.jp/news/2012/11/01/028/index.html
そして、目的地狩勝旧線への道中‘幾寅’の駅に立ち寄りました。
幌舞駅という駅名を掲げた幾寅駅です。
『鉄道員』(ぽっぽや)のロケに使われた駅です。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%89%84%E9%81%93%E5%93%A1_(%E5%B0%8F%E8%AA%AC)
そのままロケのセットが遺されています。
だるま食堂 これは文字の雰囲気の時代設定が間違っているように思います。
昭和50年代で良さそうな設定なのに30年代みたいな感じです。 40年代にはもうこういう雰囲気は残って居ませんでした。
これは合格!
こんなモノも作ったのでしょうか・・・
この気動車はいただけません。
時代の感覚が全然無い感じですね。
キハ40は豪華な雰囲気で合わないとすれば最近の軽快気動車を一色塗りにすればまだマシだったのでは?
駅舎の中に入ってみます。
幌舞駅の看板。 きちんとエイジングの処理が為されています。
ヒロスエが出ていたんですね。
広末涼子も芸名です。
昔、渋谷ストリートオーディションに出ていた(強い出場者)広瀬涼子(本人が考えたステージネーム)をパクった名前に間違いないと思います。
「鉄道員」と書いた看板の下のモニターでは映画の1シーン(数分ぶん)が流れっぱなしになっています。
出札口跡とホンモノの料金表。
駅舎奥は映画『ぽっぽや』展示資料館になっています。
ポスター類。
このサインはまるきり別格ですよね。
サインいろいろ。
美寄は美深+名寄でしょうね。 美幸線と深名線が重なったイメージの先に幌舞があったのでしょうね。
それにしても駅名看板であれだけエイジングしたのにこれには一切していないのは注意力不足。
ニセモノの料金表
新得520円(ホンモノは710円)富良野440円(ホンモノは810円)
ということは宗谷本線ではなく根室本線が意識されていたのか?
(この点では深く考えてなんか居ないに違いありませんが・・・)
使われた衣装。
セットの模型。
大きなテレビが場違いな感じを受けますが・・・昔の駅事務室内で見た事はないです。
撮りまくっているイモン;村樫さん撮影
「いくとら」の駅名票
同じく、
次はもう落合なんですね! (狩勝峠=落合~新得間として認識していますので)
地元の人から駅舎に掲げられた看板「幌舞」を見て住人が降り損ねそうになった話を聞きました。
線路。 丸いバラストと木製枕木・・・ ホンモノは凄くエイジングが効いています。
2432D(幾寅12:18着19発)が丁度やってきました。 (記撮を兼ねています)
観光客らしき人が結構居ます。 なかなかの人気です。
幾寅駅・・・あまり期待して居なかったのですが、面白かったです。
狩勝信号場跡地です。
狩勝戦士は落合から歩き、信号場をこの角度から見ながら国道を更に進み、狩勝トンネルを抜けた先で線路方向へと分け入るのが基本だったそうです。
国道の最高地点は狩勝トンネルの上に有ります。 新得側の眺望が開けています。
直ぐ其処が狩勝トンネルの新得側出入り口で路盤跡が見えています・・・・ず~~~っと先まで。
展望台に登りました。 ドライブインがあります。 (ドライブイン・・・佳いでしょ!)
‘ドライブイン’なんかで食事せず名物の新得そばにお腹を取っておきます。
見えている山の案内看板。
旧新内(にいない)駅跡に寄ります。
NPO法人 旧狩勝線を楽しむ会の拠点です。
http://www.karikachi.org/
旧狩勝線資料館館長増田秀則さん(左から2人目)にまず挨拶しに来ました。
昼食後のスケジュールなども軽く打合せ。
新得方に7km程行ったところにある新得そばの館に来ました。
続く敷地にはホンモノのそば工場があり、道路との間はそば畑です。
レストランの方でもそば工場の実演を機械がやっています。
こんな中の様子です。
小上がりとは言えない大きな畳のコーナー。
メニュー、味を売り物にしているだけに決して安くはないです。
おすすめ!という新得地鶏南ばんせいろ20%引きに引かれてしまいます。
ごぼう天そば
ごぼう天せいろ
新得地鶏南ばんせいろ(私はこれとごぼう天そばを食べました)
お蕎麦最高!
昼食終了、再び旧新内駅で増田さんと
資料館を見せて頂きます。 このエコトロッコが中々凄いのですが、それは後で。
キューロクも綺麗に保たれています・・がこれも後で!
20系です! こちらが資料館です。
狩勝信号場で使われていた大正時代の陶器のの便器も展示されています。
Nゲージで狩勝旧線、信号場や新内駅のジオラマを作りました。
閉塞装置 駅間1セットで両端駅に置かれ、常に一つしか玉を出しません。
玉を持っていないと走ってはいけないわけです。
大カーブ
貴重な写真による展示。
その貴重な写真の数少ない提供者の中の3人が訪問したわけです。
しかも、皆様昭和41年(新線切り換え)後初めての狩勝旧線訪問だったのです。
旧狩勝信号場周辺の調査などから存在した建物が正確に判ってきてジオラマ上では白い建物になって新設されたようです。
今後建物のディティールなども研究調査が進み次は色付けが行われる予定です。
新内駅もこんな線形の中に有ったんですね。
新得駅連動図表、こんなに線路が多かったんですね。
狩勝信号場の資料群と狩勝超え線路断面図の新旧比較など。
20系の車内も見せて頂きます。 ナロネ21です。
これは3両目のナロネ22、プルマン寝台セットの状態です。
ナロネ22の1人用個室アメリカ式で言う‘ルーメット’の座席上部、引張ってベットを出すのです。
1人用個室附属の洗面台。
ナロネ22の喫煙所
ナロネ22の開放室(プルマン寝台部分)は片側セットした状態にしてあります。
乗務員室;これは車掌室です。
対してこちらは給仕室です。 大きく違うのは椅子の向きです。
扉を殆ど閉めた給仕室。
マウンテンバイクで旧線線路跡を訪問する前にこの時点では未開通の庭園鉄道を見せて頂きました。
Gゲージの線路を引き回した旧狩勝を再現しようとしています。
こちらは15インチの乗用庭園鉄道です。
15インチはこの時開通直前でした。
次回はいよいよマウンテンバイクによる旧線訪問です。