C55流線形キットの組立は黄色信号が点っています・・・・
これは関東合運間に合わない感じです。
週末末でEF5860とオハネ12のフィニッシュにに切り替えるつもりです。
キャブ前板上部をこの様に曲げて行きます。
キャブ屋根板とはこの様に組み合わせる考えです。
キャブ屋根板の前面側傾斜部分の角度が大き過ぎるのはこの様にキャブ前板上部を曲げる様に考えたからではないかと推理したわけです。
(「そんな考えを持って設計していない・・・いい加減なだけだ!」という意見が寄せられそうですが・・・)
流線形上カバー後端の大きなRはやはり大きくてもっと曲げていかなくてはなりません。
キャブ屋根板を組み付ける前に『天窓=閉』から『天窓=開』に改造する工事を行います。
天窓カバーは後に引かれて天窓を閉じた姿で組み立てるようになっていますが、天窓カバーが前にめいっぱい動いて天窓全開状態にするつもりです。
0.6mmのドリルで逆に付ける位置に穴を開けます。
糸ノコの方向転換&休憩所で四隅に0.9mmドリル穴を開けます。
(0.9mm・・・殆ど使わない「太さ」なので此処で使っておきます)
糸ノコをセットして、これから切ります。
切ったところで載せてみます。 こういう企みなのです。
ヤスリで整えます。
ところで(歳で)目が悪いので一カ所切りすぎてしまいましたね。
オリジナルの穴も半田ではなく0.6mm真鍮線で、切りすぎた切れ込みは0.3mm厚の真鍮板の切れ端をジャンク箱から捜してきて埋めることにします。
半田付けマスキングテープを買ってきました。 塗装のマスキングテープより熱に強く、糊が残りにくいのですが、少し硬くて粘着力が弱いのが難点です。
キャブ屋根板の穴埋めとキャブ前板に窓枠を付ける作業でまずは使います。
どちらも上手くいきました。
側板とキャブ前板を当てて見ます。
あれっ?窓枠が流線形上部カバーと支障します。 窓枠は上下は余裕が有り中心に付けましたが、左右はほぼぴったりに付けたのですが・・・
あきらかに窓枠が支障します。
折角付けた窓枠ですが、
外します。
半田マスキングテープで固定してめいっぱい外側に寄せて取り付けます。
窓枠の内側に見えてしまった余分な「キャブ前面」はヤスリで削り落しました。
(窓枠そのものの寸法が大きすぎて駄目です・・・本当は削り落してから使う必要があります)
吊るしタコをセットして流線形カバーを側板から組立て始めます。
外側から仮付けしかできない「タコ」もあります。
ベーク板の上で水平を確認しながら組みます。
真ん中の「タコ」は仮付けが甘かったので脱落してしまいました。
「タコ」の位置はランボードの筋と一致していますのでその位置に半田付けしてしまいます。
上手くいきました。 ストレス無く合体できます。
合体した状態を下方向から見た姿です。
隙間がないようにして半田を流していきます。
フロントデッキを側板に半田付けしてみました。
上手く行きました。 (ステップ付け直しさえ無ければもっとすっきり綺麗に仕上がったはず)
上カバーを置いてみたところ、上カバーがランボードより内側に行ってしまう箇所があります。
吊しタコが痩せてしまっていて上カバーを所定の位置に押さえていてくれません。
吊しタコの形状に問題があります・・・・ランボードの左右幅よりタコの足の出っ張りが大きいので奥まで入れて押し当てても隙間が出来てしまうのです。
奥の吊しタコはOKですが、手前二つは寸法が足りていません。
側板はこれ以上内側に来られないのです。
スペーサーには0.4mmが丁度良い、一カ所だけは0.3mmを使います。
スペーサーを挟み込んで
半田を流します。
上~中~下 全部組み合わせてみて具合を見ます。
ほぼ大丈夫そうです。
半田付けされていたキャブ前板をより上カバーにぴったり当るようにずらして改めて半田付けします。
キャブ前板は、両側側板と流線形上カバーを完全に合体させた後で半田付けするのが正しい様に思います。
今回の私は側板を吊しタコに付ける際、両側板のキャブ内板がキャブ前板が当る様にしましたが、それは間違いでキャブ内板と前板の間には僅かな隙間が出来るようになっている様です。
なにしろ外側が一致することを優先させなければ行けませんので・・・
(組立にはそれぞれクセや順番や習慣があるでしょうから人によって組み上がり様が違うかもしれません)
それを終えてから本格的に半田を流します。
キャブ屋根板取付に掛かります。
長さは上手い具合ですが、キャブ側板の間隔よりキャブ屋根板の幅が大きすぎて奥まで行ってくれません。
エッチング抜きのキャブ後妻は珊瑚として「やりたい断面形状」に成って居る筈です。
深絞りで作られた「屋根」はそれとかなり異なる断面になっていて、この短い屋根の長さの中で前後で断面が違うと言う絶望的な展開になりそうです。
まず屋根附属の中途半端な斜めの部分を大きく切り欠いて調整可能なようにしました。
突っ張らなくなったのでキャブ屋根板をキャブに載せてみます。
すると
①全体的に高サが僅かに不足している
②どうしても前下がりになってしまう
という問題点が浮上してきました。
後妻にも問題があります。
切り欠いておかないと浮いてしまうのに切り欠かれていません。
ヤスリで屋根(←側板の内側に付く)やスカート用の切り欠きをつけます。
屋根は0.4mm真鍮線を半田付けしてその長さ分だけ深くすることにします。
関係ない作業ですが、キャブ前板の上端は改めて更に丸めておきます。
屋根に足を足すという作業が始まります。
載せてみます。
後端の高サは上カバーと一致した感じですが、前側はまだ足りていません。
でも、屋根はこれでOKとします。 意外につぎはぎだらけの屋根です。
断面を出来るだけ合わせてヤスリ掛けします。
「キャブ屋根は作り直した方が早い」というアドバイスを貰っていたのですがこの段階に来て意味がよく判ります。
でもテキトーなやり方ですが何とか切り抜けられそうな感じです。
後側を合わせて少量の半田で仮止めします。
その状態でベーク板に乗せ、屋根前側をペンチで下に押しつけながら前側にたっぷり半田を流してしまいます。
少し浮いた状態で固定したわけです。 (浮いていることは判りません・・見えないので)
強引な方法で強制的に水平線を実現させました。
キャブ前板と屋根の間に半田を流し込み始めて、此処でストップ!
これを使わなければなりません。
ドカドカと盛り付けました。
助士側も・・・
埋める用の半田は半田の中に真鍮粒子が練り込んであったりするのかと思ったら、流し込む為の4-6半田より流れにくい5-5の半田というだけなのかもしれません。
後妻はきっちり押えながら修正していきます。 (これは修正前)
中目→細目→油目とヤスリを換えながら削っていきます。
一番粗いヤツは100円ショップで買ったモノです。
段々整ってきました。
天窓も載っていますがこんな感じになりました。
恥ずかし乍ら天窓の前側が浮いた感じで付いてしまいました・・・・この後修正します。
こんな感じです。
天窓・・・問題有り過ぎでしたね・・・折角屋根の水平頑張ったのに。
最初の頃バックプレートから切り飛ばしたメーター類は此処に半田付けしました。
ボイラーと合体させた状態です。 合体/分解は何処が当っているのか少し渋いです。
いつの間にか安全弁と蒸汽溜めが乗っかっているボイラー。
機関車部分最後の難関はすかすかのお面です。
大きめに作って有れば削るだけなのに・・・・
このお面はかくっと曲がっていますが、実物はこの50倍大きなRでゆったり曲がっています。
更にお面が反り返っていた・・・これだからロストはいかんです。
裏に厚い真鍮板を貼ってバリバリ削るつもりです。
煙室扉は扉が収まる丸穴をかなり大きく広げないと収まりません。
丸穴と扉両方とも段が付いている感じはするのですが、丸穴側の段はほんの一部にしか遺されていない感じです・・・その一部以外は潰れて段も何も無い。
扉側は少しは段が感じられるので断面正三角形のヤスリで段を強化しました。
丸穴側は段がある僅かな部分はドライバーの先で丹念にほじくって段を生かし、潰れた部分は外側が開いた斜めの角度で穴を広げて煙室扉が入る様にしました。
丹念に丁寧に組み立てればきちんとした感じになりそうなのですが兎も角「手」が掛かりすぎています。
黄色信号です。
これは関東合運間に合わない感じです。
週末末でEF5860とオハネ12のフィニッシュにに切り替えるつもりです。
キャブ前板上部をこの様に曲げて行きます。
キャブ屋根板とはこの様に組み合わせる考えです。
キャブ屋根板の前面側傾斜部分の角度が大き過ぎるのはこの様にキャブ前板上部を曲げる様に考えたからではないかと推理したわけです。
(「そんな考えを持って設計していない・・・いい加減なだけだ!」という意見が寄せられそうですが・・・)
流線形上カバー後端の大きなRはやはり大きくてもっと曲げていかなくてはなりません。
キャブ屋根板を組み付ける前に『天窓=閉』から『天窓=開』に改造する工事を行います。
天窓カバーは後に引かれて天窓を閉じた姿で組み立てるようになっていますが、天窓カバーが前にめいっぱい動いて天窓全開状態にするつもりです。
0.6mmのドリルで逆に付ける位置に穴を開けます。
糸ノコの方向転換&休憩所で四隅に0.9mmドリル穴を開けます。
(0.9mm・・・殆ど使わない「太さ」なので此処で使っておきます)
糸ノコをセットして、これから切ります。
切ったところで載せてみます。 こういう企みなのです。
ヤスリで整えます。
ところで(歳で)目が悪いので一カ所切りすぎてしまいましたね。
オリジナルの穴も半田ではなく0.6mm真鍮線で、切りすぎた切れ込みは0.3mm厚の真鍮板の切れ端をジャンク箱から捜してきて埋めることにします。
半田付けマスキングテープを買ってきました。 塗装のマスキングテープより熱に強く、糊が残りにくいのですが、少し硬くて粘着力が弱いのが難点です。
キャブ屋根板の穴埋めとキャブ前板に窓枠を付ける作業でまずは使います。
どちらも上手くいきました。
側板とキャブ前板を当てて見ます。
あれっ?窓枠が流線形上部カバーと支障します。 窓枠は上下は余裕が有り中心に付けましたが、左右はほぼぴったりに付けたのですが・・・
あきらかに窓枠が支障します。
折角付けた窓枠ですが、
外します。
半田マスキングテープで固定してめいっぱい外側に寄せて取り付けます。
窓枠の内側に見えてしまった余分な「キャブ前面」はヤスリで削り落しました。
(窓枠そのものの寸法が大きすぎて駄目です・・・本当は削り落してから使う必要があります)
吊るしタコをセットして流線形カバーを側板から組立て始めます。
外側から仮付けしかできない「タコ」もあります。
ベーク板の上で水平を確認しながら組みます。
真ん中の「タコ」は仮付けが甘かったので脱落してしまいました。
「タコ」の位置はランボードの筋と一致していますのでその位置に半田付けしてしまいます。
上手くいきました。 ストレス無く合体できます。
合体した状態を下方向から見た姿です。
隙間がないようにして半田を流していきます。
フロントデッキを側板に半田付けしてみました。
上手く行きました。 (ステップ付け直しさえ無ければもっとすっきり綺麗に仕上がったはず)
上カバーを置いてみたところ、上カバーがランボードより内側に行ってしまう箇所があります。
吊しタコが痩せてしまっていて上カバーを所定の位置に押さえていてくれません。
吊しタコの形状に問題があります・・・・ランボードの左右幅よりタコの足の出っ張りが大きいので奥まで入れて押し当てても隙間が出来てしまうのです。
奥の吊しタコはOKですが、手前二つは寸法が足りていません。
側板はこれ以上内側に来られないのです。
スペーサーには0.4mmが丁度良い、一カ所だけは0.3mmを使います。
スペーサーを挟み込んで
半田を流します。
上~中~下 全部組み合わせてみて具合を見ます。
ほぼ大丈夫そうです。
半田付けされていたキャブ前板をより上カバーにぴったり当るようにずらして改めて半田付けします。
キャブ前板は、両側側板と流線形上カバーを完全に合体させた後で半田付けするのが正しい様に思います。
今回の私は側板を吊しタコに付ける際、両側板のキャブ内板がキャブ前板が当る様にしましたが、それは間違いでキャブ内板と前板の間には僅かな隙間が出来るようになっている様です。
なにしろ外側が一致することを優先させなければ行けませんので・・・
(組立にはそれぞれクセや順番や習慣があるでしょうから人によって組み上がり様が違うかもしれません)
それを終えてから本格的に半田を流します。
キャブ屋根板取付に掛かります。
長さは上手い具合ですが、キャブ側板の間隔よりキャブ屋根板の幅が大きすぎて奥まで行ってくれません。
エッチング抜きのキャブ後妻は珊瑚として「やりたい断面形状」に成って居る筈です。
深絞りで作られた「屋根」はそれとかなり異なる断面になっていて、この短い屋根の長さの中で前後で断面が違うと言う絶望的な展開になりそうです。
まず屋根附属の中途半端な斜めの部分を大きく切り欠いて調整可能なようにしました。
突っ張らなくなったのでキャブ屋根板をキャブに載せてみます。
すると
①全体的に高サが僅かに不足している
②どうしても前下がりになってしまう
という問題点が浮上してきました。
後妻にも問題があります。
切り欠いておかないと浮いてしまうのに切り欠かれていません。
ヤスリで屋根(←側板の内側に付く)やスカート用の切り欠きをつけます。
屋根は0.4mm真鍮線を半田付けしてその長さ分だけ深くすることにします。
関係ない作業ですが、キャブ前板の上端は改めて更に丸めておきます。
屋根に足を足すという作業が始まります。
載せてみます。
後端の高サは上カバーと一致した感じですが、前側はまだ足りていません。
でも、屋根はこれでOKとします。 意外につぎはぎだらけの屋根です。
断面を出来るだけ合わせてヤスリ掛けします。
「キャブ屋根は作り直した方が早い」というアドバイスを貰っていたのですがこの段階に来て意味がよく判ります。
でもテキトーなやり方ですが何とか切り抜けられそうな感じです。
後側を合わせて少量の半田で仮止めします。
その状態でベーク板に乗せ、屋根前側をペンチで下に押しつけながら前側にたっぷり半田を流してしまいます。
少し浮いた状態で固定したわけです。 (浮いていることは判りません・・見えないので)
強引な方法で強制的に水平線を実現させました。
キャブ前板と屋根の間に半田を流し込み始めて、此処でストップ!
これを使わなければなりません。
ドカドカと盛り付けました。
助士側も・・・
埋める用の半田は半田の中に真鍮粒子が練り込んであったりするのかと思ったら、流し込む為の4-6半田より流れにくい5-5の半田というだけなのかもしれません。
後妻はきっちり押えながら修正していきます。 (これは修正前)
中目→細目→油目とヤスリを換えながら削っていきます。
一番粗いヤツは100円ショップで買ったモノです。
段々整ってきました。
天窓も載っていますがこんな感じになりました。
恥ずかし乍ら天窓の前側が浮いた感じで付いてしまいました・・・・この後修正します。
こんな感じです。
天窓・・・問題有り過ぎでしたね・・・折角屋根の水平頑張ったのに。
最初の頃バックプレートから切り飛ばしたメーター類は此処に半田付けしました。
ボイラーと合体させた状態です。 合体/分解は何処が当っているのか少し渋いです。
いつの間にか安全弁と蒸汽溜めが乗っかっているボイラー。
機関車部分最後の難関はすかすかのお面です。
大きめに作って有れば削るだけなのに・・・・
このお面はかくっと曲がっていますが、実物はこの50倍大きなRでゆったり曲がっています。
更にお面が反り返っていた・・・これだからロストはいかんです。
裏に厚い真鍮板を貼ってバリバリ削るつもりです。
煙室扉は扉が収まる丸穴をかなり大きく広げないと収まりません。
丸穴と扉両方とも段が付いている感じはするのですが、丸穴側の段はほんの一部にしか遺されていない感じです・・・その一部以外は潰れて段も何も無い。
扉側は少しは段が感じられるので断面正三角形のヤスリで段を強化しました。
丸穴側は段がある僅かな部分はドライバーの先で丹念にほじくって段を生かし、潰れた部分は外側が開いた斜めの角度で穴を広げて煙室扉が入る様にしました。
丹念に丁寧に組み立てればきちんとした感じになりそうなのですが兎も角「手」が掛かりすぎています。
黄色信号です。