魚のぶろぐ

2006/5/28~。現在復旧作業中です。ご容赦願います。 ぶろぐの写真はオリジナルです。無断転載はお断りします。

「ベラ」のことでちょっと 

2006年06月05日 23時09分44秒 | 魚紹介

ベラの仲間は種類が多く、飼育しやすいので初心者にも人気があります。
このベラ、種類数も相当多く、450種類以上が知られています。

さてさて・・・
このベラは色彩的にも派手な魚が多いですね。
ただし観賞魚になるものは一部ですが。

観賞魚として人気があるのは
Labroides属(ホンソメワケベラなど)
Thalassoma 属(ニシキベラ、オトメベラなど)
Halichoeres属(キュウセン、コガネキュウセンなど)
Cirrhilabrus属(イトヒキベラ、ニシキイトヒキベラなど)
Pseudocheilinus属(ニセモチノウオなど)

といったところでしょうか。
私の場合は採集できたものがいいんですがねぇ。

私はニシキベラ・オトメベラを飼育していますが
ともにThalassoma 属です。
この仲間はよく泳ぎ回るので
飼育には広いスペースが必要になるでしょう。
この2種類は販売されることはあまり多くありません。
大西洋のブルーヘッドラスや東太平洋の
コルテツレインボーラスが輸入される事が多いようです。

この仲間は貪欲で、釣り餌にもすぐに近寄ってきます。
もちろんすぐにつれます。
この2種以外にも、イトヒキベラやホンベラ、ササノハベラ属が
採集しやすいベラといえるでしょう。
はっきり言ってベラを採集するには釣りが最善。
幼魚はまだしも、すばしっこいベラの成魚相手には
手網採集では太刀打ちできないかも。

針を飲まれると飼育には向かないので
あたりが来たらすばやくあわせるのがコツでしょう。



オトメベラ Thalassoma lunare (Linnaeus)
本州でも紀伊半島などでは見られます。ピンクの隈取模様がまたきれい!!
日本海側では見たことがないですネ。

Moon wrasse
Japanese name : Otome-Bera
Otome ="Maiden"
Bera ="Wrasse"

The body is green. The pink of the head is beautiful.
More than the Kii peninsula in the south also in Japan.

最後に。
こちらでは、世界中のベラの仲間の写真が見られます。
(英語ですが写真が豊富で、楽しめます)
http://filaman.ifm-geomar.de/identification/specieslist.cfm?famcode=362&areacode=&spines=&fins=

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水槽の未来図

2006年06月04日 11時02分53秒 | 魚介類飼育(海水)


我が家には現在60cm水槽が3つ、
キューブ水槽、30cm水槽がひとつずつあります。

まず、淡水魚水槽(60cm)
この水槽には手をこれ以上加えず、
水草+淡水魚水槽にしていきたいなと思います。

海水魚水槽(上)60cm
サンゴ礁の小魚たちを中心にした水槽にする予定です。
外部ろ過装置の導入計画もあります。

海水魚水槽(下)60cm
ハリセンボンなど、中・大型魚を中心にした
水槽にする予定です。

もうすぐ本格的な採集シーズン到来。
たのしみですねぇ。


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水槽移動

2006年06月03日 20時58分21秒 | 魚介類飼育(海水)

水槽を移動しました。
これで直射日光があたらず、夏の温度急上昇を
ふせげそうです。

そしてちょっと人員編成を行いました。
下の水槽はハリセンボンをメインに、コスジイシモチ、大きなオヤビッチャなど
中型魚を飼育。

上の水槽ではスズメダイやニシキベラ、乙女、ホシハゼなどを
導入しました。
下の水槽がちょっとみすぼらしくなってきたが・・・。

とりあえず生体リスト(海水)

上水槽



ソラスズメダイ 5匹

ニシキベラ 2匹


ホシハゼ 1匹

オトメベラ 1匹

オヤビッチャ 1匹

下水槽

ネンブツダイ 1匹

スジクモハゼ? 1匹


コスジイシモチ 1匹



ホシササノハベラ 1匹

ハリセンボン 1匹

ナガサキスズメダイ 1匹

オヤビッチャ 1匹

カサゴ 1匹

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高知県に採集に行きましたよー(Part 2)

2006年06月03日 14時40分59秒 | 魚介類採集(海水)

前回では、どのような魚が採集できたのかを紹介しました。
それでは、水中にどのような魚が泳いでいたのかを紹介します。

ウナギ目 ウツボ科
トラウツボ

ヒメ目 エソ科
ミナミアカエソ

ボラ目 ボラ科
ボラ
ボラ科の一種(未同定)

トゲウオ目 ヤガラ科
アオヤガラ

スズキ目 ハタ科
キンギョハナダイ

スズキ目 アジ科
ギンガメアジ
ロウニンアジ

スズキ目 クロサギ科
クロサギ

スズキ目 ハタンポ科
ハタンポ属の一種(未同定)

スズキ目 チョウチョウウオ科
トゲチョウチョウウオ
チョウチョウウオ
シラコダイ
ハタタテダイ

スズキ目 キンチャクダイ科
アブラヤッコ
キンチャクダイ

スズキ目 スズメダイ科
クマノミ
ミツボシクロスズメダイ
スズメダイ
シコクスズメダイ
ソラスズメダイ
ナガサキスズメダイ
セダカスズメダイ
オヤビッチャ
ロクセンスズメダイ

スズキ目 メジナ科
メジナ

スズキ目 カゴカキダイ科
カゴカキダイ

スズキ目 タカベ科
タカベ

スズキ目 ベラ科
オトメベラ
ニシキベラ
ヤマブキベラ
アカササノハベラ
アカオビベラ
カミナリベラ
ホンソメワケベラ

スズキ目 ブダイ科
ヒブダイ
ブダイ

スズキ目 イソギンポ科
イソギンポ
カモハラギンポ

スズキ目 ハゼ科
クツワハゼ
ホシハゼ
アゴハゼ
クモハゼ

スズキ目 ウバウオ科
ハシナガウバウオ

スズキ目 ニザダイ科
クロハギ

スズキ目 ツノダシ科
ツノダシ

スズキ目 アイゴ科
アイゴ

フグ目 モンガラカワハギ科
ツマジロモンガラ

フグ目 カワハギ科
カワハギ

フグ目 ハコフグ科
ハコフグ

フグ目 フグ科
キタマクラ
ハナキンチャクフグ

フグ目ハリセンボン科
ハリセンボン
イシガキフグ


特にスズメダイ科が多いですね。
上から見ただけでスズメダイの群れが
餌に集まるシーンはよく見えます。
全54種類で、初めて出会った種(赤文字)が14種。
魚の数が多いのはすごいです。
特にカモハラギンポがあんな浅いところに見られるとは思いませんでした。
ぜひまた行きたいものです。

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高知県に採集に行きましたよー(Part 1)

2006年06月03日 14時19分01秒 | 魚介類採集(海水)

どうも、すみません。昨日の更新をさぼってしまった椎名MSです。
いや、サボってたんじゃないんだけどね。

採集に行ってまいりました。
やっぱりこのあたりの海は魚が多くていいですよね。
魚が多いだけじゃなくて
人が温かい。

今回の採集は
1.釣り採集でどんな魚がつれるか
2.潜ったらどのような魚が見られるか
3.オヤビッチャ、ソラスズメ、ツノダシなどの熱帯魚はこの時期見られるか

という、テーマがある採集になりました。

さっそく、防波堤を覗いてみます。

おおおおおおおおっっ!



魚がいるいる、ソラスズメダイが沢山!
さらには予想すらしなかったキンギョハナダイまで!

あたりにはツノダシ、さらにチョウチョウウオまでちらほら・・・

恐るべし!!

早速釣り開始。
餌はオキアミで、寄せ餌をまいてから釣り。
すると
ニシキベラキター!!
グリーンがきれい。

続いて
ナガサキスズメダイ
ソラスズメダイに似ているが、成魚は真っ黒。
でも一応お持ち帰り。

オトメベラ 初採集
沖縄では多いベラ。しかし近海ではあまり見られず?

ソラスズメダイ
数が最も多い魚でしょうか。
しかしあまり多くは釣れない。

続いて浅瀬で素潜り採集。



まずは巨大なまこを採集。
リリース。

そして黒地に青い斑点のある
美しいハゼを採集。

ホシハゼ
ハゼの仲間では極めて美しい。初採集!

最後は再び防波堤に戻り、釣り採集。

メジナ?
サビキでつれました。尾びれの形がメジナよりもクロメジナに似てました。
でもここではとりあえずメジナとしておきます。
もちろん食用のクーラー入り。

アカササノハベラ
ベラの仲間。今日の魚 6・1にて。

オヤビッチャ
スズメダイ科です。
縞模様が美しい魚でお持ち帰り。

ゴンズイ
夜が近い証拠でしょうか。

ハタンポの一種
後で写真UPしておきます。
独特な形の魚。

とにかく、まとめ。
1.釣り採集でどんな魚がつれるか

結果、スズメダイ科の魚の他、ベラ科やメジナなどが多く釣れることが
わかりました。また、チョウチョウウオ類やハリセンボンなどは
えさに寄ってくるが、食いついてはくれませんでした。
キンギョハナダイは餌に近寄ってもくれませんでした。

2.潜ったらどのような魚が見られるか

浅瀬で見られる魚は防波堤と同様です。
ただしこのあたりはガンガゼ多く、
スキンダイビングは要注意。
ハゼやクロサギ、ボラの類は沢山いました。

3.オヤビッチャ、ソラスズメ、ツノダシなどの熱帯魚はこの時期見られるか
熱帯魚自体は数多く普通にいましたが、
大きな個体ばっかりでした。
キンギョハナダイ、ソラスズメダイ、カゴカキダイ、オヤビッチャは
小さい個体もいましたが
本格的に小魚採集するならば
もう1~2月、待たなければならないかも知れません。

とりあえず、このあたりにはすばらしい魚が
沢山いることがわかりました。
新規の採集場所開拓ということで、満足です。

(つづく)

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