魚のぶろぐ

2006/5/28~。現在復旧作業中で見苦しいところもありますが、ご容赦願います。

ハナダイギンポ

2013年06月28日 23時05分48秒 | 魚介類飼育(海水)

水槽に新しいおともだちが加わりました。イソギンポ科のハナダイギンポEcsenius midas Starck, 1969です。昨日(6月28日購入)名古屋のラパスで購入。

ハナダイギンポは遊泳性が強く、中部太平洋に全身まっ黄色のものが分布するオウゴンニジギンポの仲間のようにも見えますが、ニラミギンポ属に含まれます。ニラミギンポ属にはマリンアクアリストにはおなじみのフタイロカエルウオや、ヒトスジギンポ、高価なタイガーブレニーなど、50種前後を含み、日本では太平洋側、琉球列島を中心に6種類が分布します。もちろん本種もその6種に含まれており、屋久島と、沖縄県の何か所かで見られます。

カラーバリエーションは若干あるようですが、黄色のものはとても美しいです。学名のmidasは、ミダス王のことでしょうか。尾鰭の様子もほかのニラミギンポの仲間とは違います。強い遊泳力をもちます。

眼の色は青く、頬の部分にオレンジ色の目立つラインがあります。標準和名に「ハナダイ」の名前があるようにキンギョハナダイの幼魚や雌にそっくり、それもそのはず、自然の海ではキンギョハナダイの群れに混ざってプランクトンを捕食するようです。実際に飼育していると、こけはほとんど口にする様子が見られません。

現在、非常によく餌 (メガバイト S) をおっています。餌はとくにプランクトン・フードでなくても構わないのですが、我が家ではサンゴにも与えられるようにプランクトン・フードも与える予定です。

またよく表に出てくるというのも飼育していて楽しいポイントです。ヤエヤマギンポは、ハナダイギンポを意識しているでしょうか??いえいえ、マイペースにコケをはんでいます。一方、この間ご紹介しましたアオモンギンポのほうは、ハナダイギンポを意識したのか、今日は初めてメガバイトを口にしました。

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