わんばんこ。今日から3月です。ネタがない、いえ、あるのですが面白いのは今日届いたばかりなのでまた後日。お楽しみに。
というわけで以前長崎から届いた魚。タキゲンロクダイというチョウチョウウオ科・タキゲンロクダイ属の魚である。チョウチョウウオ科は130を超える種が知られているが、最も多いのがチョウチョウウオ属で87種が知られている。一方本種を含むタキゲンロクダイ属は3種のみで、3種ともに高い体とV字の横帯が特徴的。なお、本種の標準和名には「ゲンロクダイ」という名前が含まれているが、ゲンロクダイはまた別の属の魚である。
あまりカラフルではないが、体側の前半、鱗に金色の斑点がありゴージャスである。
背鰭にはチョウチョウウオらしく目玉模様があるが、大きいものには見られないようだ。今回は2匹我が家にやってきたが、小さい個体のほうには目玉模様が見られた。ただ小さいほうは大きいほうに見られた金色の輝きがあまり見えない。
タキゲンロクダイは南日本沿岸からフィリピン、インドネシア、ソロモン諸島、オーストラリア、アンダマンにかけているようだが、あまり観賞魚としては入ってこない。地味な色彩をしているというよりは、やや飼育しにくいところがあるのかもしれない。なお、アクアリウムの世界ではオーストラリアなどから入ってくる。今回は塩焼きで食したが、なかなか美味であった。これらの個体は長崎県 印束商店 石田拓治さんより。いつもありがとうございます。
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