魚のぶろぐ

2006/5/28~。現在復旧作業中で見苦しいところもありますが、ご容赦願います。

ナミマツカサ

2023年11月20日 22時26分35秒 | 魚介類飼育(海水)

我が家に新しいイットウダイ科・アカマツカサ属魚類がやってきた。ナミマツカサという種である。

ナミマツカサは以前このぶろぐでも紹介したことがある。全身の写真をこのぶろぐにアップしたのは昨年が初めてではあるが、実はここ何年かコンスタントに釣っているし食したこともある。しかし飼育するのは実は今回が初めてであったりする。今回はナミマツカサは夜釣りで釣れたのだが、針がちょこっと下顎の先端にかかっているだけ。これだと魚体へのダメージを極めて少なくすることができる。その後やや小さめの個体も釣れ、2匹とも無事に1000kmほどの道のりをクリア。魚を運ぶ時には運搬中にはエアーポンプを切るとスレ傷などを予防でき状態よく運ぶことができる。なおトップの写真は大きいほうの個体である。

すでに我が家にはもう4年ほど飼育しているセグロマツカサがいるため、この水槽に2種類のアカマツカサ属が入ることになった。そのため不安もあったのだが、90cm水槽であってもうまく共存している。到着後3週間ほどたった今では餌も爆食いしており、もう心配はない。こうしてみるとセグロマツカサよりもナミマツカサのほうが赤色が強くでている。基本的には夜行性の魚であるが、水槽内では敵がいないためか昼間から泳ぎ回っている。

この場所ではナミマツカサはよくいるが、昼間は岩の影やテトラの中に潜んでいるのかまったく出てこない。このナミマツカサを採集した場所で発信器を取り付け、昼間はどこにいるのか調べてみたいものである。アカマツカサ属はセグロマツカサとナミマツカサしか飼育したことはないのだが、2種ともすぐに餌を食べてくれるのがうれしい。一方イットウダイ属は餌付けに難ありのものもいるようで、この間のテリエビスは結局痩せが回復せず弱って死んでしまった。餌は当初はホワイトシュリンプやキビナゴなどを与えていたが、慣れれば人工餌も食べてくれるはず。11/20現在は冷凍餌から配合餌の切り替えの途中でどちらも併用しながら与えている。

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