今日のフィリピン魚はハクテンカタギChaetodon reticulatus Cuvier。久しぶりとなるチョウチョウウオ科の魚です。
チョウチョウウオの仲間はいくつかの亜属に分けられていますが、その中では本種はカエトドントプス亜属に含まれているようです。この仲間にはチョウチョウウオや、クラカケチョウチョウウオなどが含まれています。
ハクテンカタギの体色は黒い地色で、薄い黄色の小さな斑点が並ぶという、派手さはないものの大変美しいチョウチョウウオです。
尾鰭には黒色線があり、臀鰭にある赤色がワンポイント、となっています。
分布は太平洋のサンゴ礁。インドネシア、フィリピンからミクロネシア、ポリネシアと分布が大変広く、日本では沖縄や小笠原でその姿を拝むことができます。
ハクテンカタギはその美しい色彩を持ち、観賞魚としても人気があるのですが、餌付けが大変に難しいものとされており長期飼育は困難だそうです。全長18cmにもなる大型種、食用として販売もされているそうです。
さて、私は今週の土曜日(14日)からフィリピン サマール島 東サマール州 Guiuanに出張に行ってまいります。約1ヶ月間行く予定ですのでサンプル希望魚種がいましたらメール下さい。
今回は1箱が限界かな??あの例の発泡スチロールの容積を考慮のうえ、ご指示下さい。