魚のぶろぐ

2006/5/28~。現在復旧作業中で見苦しいところもありますが、ご容赦願います。

アカアジを食べる

2024年05月27日 22時22分57秒 | 魚介類を食べる

先日ヨロイイタチウオと一緒に、アジ科のアカアジを購入した。アカアジは日本の広域の沿岸に生息する、尾が赤いムロアジ属の一種であるが、ながいこと学名は混乱の極みにあった。現在はDecaperus akaadsiという名前が一般的に使用されている。かつてDecapterus akaadsiDecapterus kurroidesのシノニムとされそうだったが、現在は両種は異なる種で、後者にはキツネアカアジなる種標準和名が与えられた。もう2種、オアカムロ、サクラアジという種もいるが今回は割愛。

さて、そんなアカアジであるが、このアカアジを前回食したのは2012年のことだから食するのは12年ぶりということになる。その時は愛媛県八幡浜の(有)昭和水産の宮本さんから購入。今回のは長崎県産で、マルホウ水産の石田拓治さんより。いつもみなさん、ありがとうございます。

アカアジの塩焼き。私は塩焼きよりもお刺身がすきなので、我が家でアジ科の塩焼きが出るときは私ではなく、ほとんどの場合は家族のリクエストである。私も1匹塩焼きで食してみたが、脂ののりがそこそこで非常に美味しい。

アカアジのお刺身。ちょっと時間がたってしまったためか、尾の赤い色彩が薄れてしまっている。そのため見た目はイマイチなのであるが、味は絶品である。2012年に入手した際も刺身で食したような気がする。

アカアジのたたき。たたきの上に刻みねぎをかけたもの。これを甘めの醤油でいただくのがマイスタイル。3タイプのやりかたで食したアカアジであったが、このたたきが一番美味しかった。マアジやクサヤモロなんかも、刺身よりもたたきのほうが好きだ。アカアジはアジ科の中でもとくに美味な魚であるが、なかなか販売されていないのが残念である。今回のアカアジは先述の通り、石田拓治さんより。いつもありがとうございます。


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