魚のぶろぐ

2006/5/28~。現在復旧作業中で見苦しいところもありますが、ご容赦願います。

カマツカ

2011年11月25日 19時21分51秒 | 魚紹介

淡水の底生魚、カマツカPseudogobio esocinus (Temminck and Schlegel)です。カマツカは、名前だけは2度ほど登場していますが、写真をアップするのは今回が初めてです。日本においては、北海道や沖縄などを除く、ほぼ各地の河川、あるいは湖沼に生息するコイ科の魚です。

現在、標準和名で「カマツカ」と呼ばれるものには、DNAを使った解析によると3つの分類群に分けることができるようで、これらはそれぞれに独立した別種という考えが最近受け入れられています、ただし形態にはわずかな差異がみられるものの酷似しています。この個体は神奈川県で獲れたもので、「はこ」さんからのいただきものなのですが、なかなか難しいですね。

カマツカは底釣りや、手網、などで簡単に漁獲することができます。場合によっては、「手づかみ」でとることさえ可能です。美味しい魚とされていますが、今回は写真のようにフォルマリンを使って鰭たてをしてしまったので、食してはおりません。このあとは耳石を採取しました。はこさん、ありがとうございました。

コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« アメフラシ登場 | トップ | ホヤの給餌 »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (鈴鹿)
2011-11-28 13:13:20
小学生のころは近所の川で良く捕獲していました!

いまでは見られなくなってしまいましたが。

なじみ深い魚です。まさか3種もいたとは驚きです。
返信する
Unknown (椎名)
2011-11-28 19:56:10
今では見られないのですか・・・

最近遺伝的な調査でわかったことなので、これまでわからなかったのは仕方がないことですよ。
返信する

コメントを投稿

魚紹介」カテゴリの最新記事