魚のぶろぐ

2006/5/28~。現在復旧作業中です。ご容赦願います。 ぶろぐの写真はオリジナルです。無断転載はお断りします。

ハス

2011年01月28日 23時09分53秒 | 魚紹介

先日某所で呟いていたのですが、更新が遅れてしまったことをお詫びします。

その中の「琵琶湖の魚」はハスOpsariichthys uncirostris uncirostris  (Temminck and Schlegel)です。

ハスは琵琶湖の肉食性コイ科魚類です。琵琶湖淀川水系固有ではなく、福井県にも在来しています(ただ、福井では少なくなっているそうです)。そして稚アユの放流に混ざったか、現在では本州・四国・九州などで見られます。日本固有亜種とされています。

ハスはオイカワZacco platypus (Temminck and Schlegel)に似ていますが、成魚はオイカワよりもずっと大きくなります。

簡単な見分け方は、口の形。

ハス

オイカワ

ハスは口が「へ」の字に曲がります。温和で昆虫などを捕食するオイカワと違い(メダカはたまに食べることもありますが・・・)、ハスは日本在来種では唯一となる魚専食のコイ科魚類です。

ハスは琵琶湖周辺では食用魚と利用されています。今回は小さいものが多かったので、腸ごと唐揚げにしてたべました。川魚特有の臭みもなく、美味しく頂きました。ハスの場合は二度揚げすると、かなり美味しいです。

コメント (2)
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