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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■愛は演技ではない / 関根弘興

2012年05月21日 | Weblog
22012/5/21放送

 世の光の時間です。お元気でお過ごしでしょうか、関根弘興です。今日も最初に聖書のことばを紹介しましょう。

 ローマ人への手紙12章9節 「愛には偽りがあってはなりません。

 私たちに必要なのは誠実さです。誠実さというのは偽りではないということです。「愛には偽りがあってはならない」と聖書に書かれていますけれど、この「偽り」ということばは「演技」とも訳されることばです。

 もう大分前ですけれど朝のドラマを見ていた時がありました。そのドラマの主人公はとても清楚でしっかりしていて、そうですねえ、野に咲く一輪の花のような優しいイメージの役柄でした。しかし、しばらくして別のテレビ局の製作したドラマを見たら驚きました。今度は全く正反対の悪女を演じていたからです。女優さんは、まあいろんな役柄を演じる訳ですよね。そして見ている人を楽しませるわけですが、それらはみな演技な訳です。

 ドラマの世界では演技が大切です。しかし愛には偽りがあってはならない、愛には演技があってはならないと聖書には記されているんですねえ。

 考えてみてください。もし愛することを偽りで固めていく人生ってあるならば、結局どこかで大きなしっぺ返しを食らうでしょうね。私たちは自分を立派に見せようと、時には背伸びをして演技してしまうかもしれません。また自己保身のために偽りで覆ってしまうことがあるかもしれません。でも結局それは疲れていくだけの人生となってしまうでしょう。

 ぜひ知っていただきたいんです。神様の愛は決して演技や偽りではないということです。神様は私たち一人一人をそのまま愛してくださるお方です。そしてご自分の独り子なるイエス・キリストをこの世に遣わし、私たちの汚い罪のために十字架につけるほど命をかけた愛を私たち一人一人に示してくださっています。

 ですから私たちに必要なことは、神様の前に偽ることなく誠実にそして正直に自分のありのままの姿を認めてこの大きな大きな神様の愛を受け入れ、愛された者として生きていくことなんです。そんな人生を歩み始めるときに、更に愛に生きるということの大切さを学んでいくはずです。

 愛には偽りがあってはなりません。繰り返しますが、神様がイエス・キリストを通して示されたあなたへの愛は実話でもなければ演技でもありません。十字架で命をかけた大きな大きな愛です。この偽りでない大きな愛が今番組を聴いてるあなたにも注がれていることをぜひ知っていただきたいと思います。

  (PBA制作「世の光」2012.5.21放送でのお話しより)

***

 さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。こっそり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。予約なしでもちょっとのぞかせてくださいと言えばいいでしょう。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

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このサイトは URL名として 
http://yonohikari.biblica.info 

が使えます。携帯からもこのURLでどうぞ。



 
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