世の光の時間です。お元気ですか? 安海靖郎(あつみやすお)です。
今日は、自然の治癒力、癒す力についてお話しをします。
今、健康保険の行き詰まりや薬害についていろいろ指摘されています。ま、同時に人間の持つ自然の癒す力・治癒力の見直しも指摘されています。あまりにもお医者さんや薬に頼りすぎているのではないかということですねえ。
これは何も日本だけではないようです。アメリカのアリゾナ大学医学部教授、アンドリュー・ワイルという人は、『人はなぜ治るのか』とか『治す力』というような本を書いています。そこでこの人間の持つ治癒力を見直す必要を強調しているんです。つまり医学とテクノロジーの発達による現代医療の偉大な貢献、それを認めつつも、あまりにも高価になりすぎた医療費の問題、人間の本来持っている治癒力の見直しの必要を指摘している訳です。今、自然の治癒力を尊重せよ、また人の体内にある癒す力にもっと自信を持てと言っている訳です。
実は私たちも小さな経験なんですが、以前10年間ほどボルネオ島、今のカリマンタンですが、その奥地に(キリスト教宣教師として)住んでいたことがあるんです。その時、子ども三人まだ小さく、よく病気にかかりました。私たち夫婦もよく熱帯特有の病気になりました。でも頼れる病院、医師が近くにありませんでした。マラリアなどにかかっても二度、三度めからは自分で薬を飲んで休養して終わり、なんていうふうでした。まあそんな経験を思い出してみますと、確かに自然の治癒力、体内にある癒す力、その大切さというものをほんとにこう思い返します。
でもこのボルネオ時代のことを振り返ってみますと、なぜ未開の奥地で医者もなく薬も不十分な中で耐えられたのかなあ、やってこれたのかなあって思いますと、それはいつも神様にお祈りしました。不思議と心に平安が持て、また治っていきました。体内の治癒力に自信を持てと医学の専門家は言いますが、創造主なる神、偉大な医者・キリストに祈る時、心に平安を持つ。ま、自然と治癒力も増すということではないかなと思うのですが、あなたはいかがでしょうか。
(PBA制作「世の光」2005.7.22放送でのお話しより )
*****
さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。近くの教会もPBAで紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。
***
このサイトは URL名として http://yonohikari.biblical.jp
が使えます。携帯からもこのURLでどうぞ。