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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■モーセの決断 / 岩井基雄

2020年07月06日 | Weblog

2020/5/11放送

 世の光の時間です。お変わりありませんか? 岩井基雄です。
 第二月曜日の今日は、旧約聖書のモーセの生涯から、モーセの決断について学んでみましょう。エジプトに於いて奴隷状態を経験した神の民を神様は憐れみ、モーセにそこから出ていく使命を与えます。すべての主権を持つ神は、しりごみをするモーセを力づけ、助け手としてことばが巧みな兄アロンをも備えたのです。あとはモーセの決断だけでした。エジプトから逃れミデヤンの荒野にいたモーセはまたエジプトに戻り、同胞イスラエルの民の理解を得、さらにエジプトを説得し神の民を連れ出さなければなりません。その全てが神様のチャレンジでした。かつてはエジプトの王宮で最高の教育を受け、ミデヤンの荒野では羊を飼い、心も体も鍛えられたモーセでしたが、この神様からのチャレンジは決して小さくはありませんでした。しかしモーセは決断するのです。そして義理の父にその旨を伝えます。

 聖書はこう記しています。


 そこでモーセは行って、しゅうとイテロのもとに帰り、彼に言った。「どうか私をエジプトにいる同胞のもとに帰らせ、彼らがまだ生きながらえているかどうか、見させてください。」
 イテロはモーセに言った。「安心して行きなさい。」
  【主】はミディアンでモーセに言われた。「さあ、エジプトに帰れ。あなたのいのちを取ろうとしていた者は、みな死んだ。」
 そこでモーセは妻や息子たちを連れ、彼らをろばに乗せて、エジプトの地へ帰って行った。モーセは神の杖を手に取った。
   旧約聖書 出エジプト記4章18節から20節 

 モーセのしゅうとイテロも何かを感じていたことでしょう。そして、「安心して行きなさい」と力強く送り出したのです。モーセのいのちを狙っていた者も死に、すべてが整ったことを知ったモーセは、家族とともにエジプトに向かう決断をします。そしてモーセの手には、この後神のわざを行う神の杖が握り締められていました。決意・決断とともに、神の約束を握り締めるモーセの確信があったことでしょう。

 神様はあなたの人生にも豊かなチャレンジを与えてくださっています。あなたも神様の愛の約束と愛のことばを握り締めて、決断の一歩を踏み出してみませんか? 神様はあなたの人生を祝福しようと待っていらっしゃるのです。

  (PBA制作「世の光」 2020.5.11放送でのお話より ) 
 
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東海福音放送協力会へのお問い合せは、 
 464-0044 名古屋市千種区自由ケ丘2-10 自由ケ丘キリスト教会内 電話052-762-2196 へ 

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