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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■一番大切なもの / 山中直義

2011年09月20日 | Weblog
2011/9/20放送

 世の光の時間です。いかがお過ごしでしょうか、山中直義です。一番大切なものとは何でしょうか。旧約聖書創世記25章に、ある兄弟の物語があります。長男はエサウ、弟はヤコブと言いました。この兄エサウが狩りから帰ってきた時の出来事をお読みいたします。

 さて、(弟の)ヤコブが煮物を煮ているとき、(兄の)エサウが飢え疲れて野から帰ってきた。エサウはヤコブに言った。「どうか、その赤いのを、そこの赤い物を私に食べさせてくれ。私は飢え疲れているのだから。」 するとヤコブは、「今すぐ、あなたの長子の権利を私に売りなさい。」と言った。エサウは、「見てくれ。死にそうなのだ。長子の権利など、今の私に何になろう。」と言った。それでヤコブは、「まず、私に誓いなさい。」と言ったので、エサウはヤコブに誓った。こうして彼の長子の権利をヤコブに売った。ヤコブはエサウにパンとレンズ豆の煮物を与えたので、エサウは食べたり、飲んだりして、立ち去った。こうしてエサウは長子の権利を軽蔑したのである。


 一番大切ではないものに心を奪われて一番大切な物をないがしろにしてしまう。この物語は私たちが持つそんな愚かさを示しています。ここに登場している長子の権利というものは神様の祝福に繋がるもの、大切にすべきものでした。ですがこの兄のエサウは目の前の煮物、はかなくむなしいものに目と心を奪われそれを捨ててしまったというのです。さて私たちはどうでしょうか。この世には沢山の大切なものがありますが、それらの地位や名誉や財産に心を奪われて一番大切な物をないがしろにしてはいないでしょうか。

 一番大切な物それは私たちを何よりも大切にしてくださる神様だと聖書は言います。その神様を重んじ、神様を一番大切にして歩む時、私たちは本当に満ち足り、幸いな人生を歩むようになると聖書は言うのです。一番大切な物をどうかあなたも一番大切にしてくださいますように。


 聖書のことば

 だから、神の国とその義とをまず第一に求めなさい。そうすれば、それに加えて、これらのものはすべて与えられます。   新約聖書 マタイの福音書6章33節

    (PBA制作「世の光」2011.9.20放送でのお話しより )

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さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのもいいんじゃないかなあ。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

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このサイトは URL名として 
http://yonohikari.biblica.info 
が使えます。携帯からもこのURLでどうぞ。

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東海地方での世の光/さわやか世の光/ジェネレーションXの放送に協力してくださる場合の献金は、

  郵便振替 00890-3-111071 東海福音放送協力会   まで

  お問い合わせは、
  電話 052-762-2196 東海福音放送協力会へ
            (自由ケ丘キリスト教会内)


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