♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して72年、
PBA『世の光』を文字で 

■十戒 - 自由への励まし 24 / 大嶋重徳

2017年09月21日 | Weblog
2017/8/17放送

 世の光の時間です。いかがお過ごしでしょうか、大嶋重徳です。
聖書には十戒と呼ばれる神と人との間に結ばれた約束があります。
 十戒第三戒は「主の御名を、みだりに唱えてはならない。」(出エジプト記20章7節、申命記 5章11節)と命じてて、ふさわしい神様の名前の呼び方があるのだと教えています。キリスト教会の礼拝プログラムは、ふさわしい神の名の呼び方を求めて作られたものです。ぜひ今度、教会の礼拝に行かれた時に、そのプログラムの意味を思いながら礼拝に出ていただけたらと思います。

 さて礼拝は開会祈祷という礼拝の始まるお祈りによって礼拝は進められていきます。祈りから礼拝が始めることが相応しい神様の名前の呼び方だと知るとき、朝私たちが目覚めて最初になすべきことも神の呼びかけに応答する祈りで始めるべきです。更に勉強や仕事や家事もまた祈りによって始めることが大切です。この始まりの祈りは一日を終えるときにでも祈りで終えることを私の生活にもたらしてくれます。教会の集まりですぐに、祈りましょう、と祈り始めるのはこのような理由があるのです。まずは祈りから始めるのです。それは神様の名前を呼ぶのに相応しい呼び方だからです。

 続いて礼拝では賛美の歌を歌います。賛美の歌を歌うことは旧約聖書の歴史から続く神の民のふさわしい神の名の呼び方です。賛美は十戒を与えられた神様が人を罪の奴隷の中から連れ出してくださった感謝の応答の歌です。聖書の中にはどこを見ても賛美で満ち溢れています。詩篇は神への永遠の賛美ですし、聖書に出て来る幾つもの手紙も最初も最後も途中でも神様への讃美が出てきます。神に出会った者たちの唇には賛美の歌が生まれていくのです。また神を賛美するときに私たちは自分を誉めたたえる人生を捨てることを選び取っています。私たちは自分の名前が誉めたたえられること望み易いものです。しかし賛美の歌を歌うとき、神様こそ誉めたたられることを選んでいるのです。

 更に賛美の根本的な基盤は喜びです。もちろん歌えないような悲しみが私たちの人生には起こります。しかしその悲しみの向こうに主の慰めがあり、主の計画はあるのだと信じるとき、やはり私たちの唇には賛美の歌が生まれるのです。皆さんの好きな讃美歌はありますか? 今朝もその歌を口ずさんで一日を始めていただきたいと思います。

  ( PBA制作「世の光」2017.8.17放送でのお話しより )

******


さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのもいいんじゃないかなあ。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。


******
このサイトは URL名として  http://yonohikari.biblica.info  が使えます。携帯からもこのURLでどうぞ。


この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ■喜んでこれを愛する / 福... | トップ | ■その町の繁栄を祈れ / 関... »