世の光の時間です。お元気でしょうか。羽鳥 明です。さ、今日はまず皆様のお寄せいただくお便りの紹介です。大阪府高槻市にお住まいの あさはら(?)さんから戴きました。
「一言も聞き漏らさないように集中して世の光を聴いております。」 あさはら(?)さん嬉しいお便りありがとうございます。
今日の福音の四季のメッセージ、お届けいたします。
「婦人の友」という雑誌を見ていましたら、その中に羽仁(はに) もと子女史の書いたものに目がとまりました。 「『小さな白菊 群れ咲く 雪よりも白い きよらかさ』 なぜ長い間、じっと立っているのにほこりもごみも溜らず、いつも雪よりも白いきよらかさ。どうしてか。白菊の花の絶えざる命、白菊の中に絶えず流れるいのちの力だと思いました。」
羽仁もと子女史のこの新鮮な見方にちょっとびっくりしました。そこで思い出したのが旧約聖書イザヤ書1章18節のことばです。
「さあ、来たれ。論じ合おう。」と主は仰せられる。「たとい、あなたがたの罪が緋のように赤くても、雪のように白くなる。たとい、紅のように赤くても、羊の毛のようになる。
雪のように白くなる(とは)、よく分ります。しかし羊の毛のように白くなるとはどうしたとことかと思いました。えー、これが良く分かったのは実はニュージーランドへ行った時の事でした。その辺の草を食(は)みながら歩きまわっているのは薄墨色に汚れている羊たち。しかしその毛の中に手を入れて見せていただいた時に、まさにこのイザヤ書のことばの意味を実感したのです。どうして白菊がほこりを被って汚れてしまわないのか。白菊の花の命の不思議、羽仁(はに) もと子氏が伝えたいと思ったことこそイエス・キリストの血によって洗われ、赦され、造り変えられた新しい命の力ですね。 イエス・キリストの十字架の上で流された血潮は、私たちの魂をあらゆる穢れからきよめ、雪よりも羊の毛よりも白くする新生命の力があるのですね。
それではまた聞いてください。
( PBA制作「世の光」2006.12.27放送でのお話しより )
*****
さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。大晦日の日曜日に教会を覗いてみるというのもいいんじゃないかなあ。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。
***
このサイトは URL名として http://yonohikari.biblical.jp
が使えます。携帯からもこのURLでどうぞ。