2024/12/13放送
「世の光」の時間です。いかがお過ごしでしょうか? 川崎にある菅生(すがお)キリスト教会の牧師の中山信児です。
今週は、新約聖書ルカの福音書に記された、神をたたえる賛歌をご紹介しています。
今日は、天の軍勢の賛美のお話しです。
日本の教会でもクリスマスの時期によく歌われる「荒野の果てに」という讃美歌があります。「グロリア・イン・エクセルシス・デオ」という繰り返しがとても印象的な讃美歌です。
ラテン語で「グロリア」は「栄光」、「イン・エクセルシス」は「いと高き所で」、「デオ」は「神に」という意味です。続けて訳すと「いと高き所で、栄光が神にあるように」 という、御使いの歌った賛美のことばになります。
御使いはイエス・キリストがお生まれになったその夜、夜通し羊の番をしていた貧しい羊飼いのところに現れ、彼らに天の歌声と輝きを届けてくれました。
天の軍勢は続けて、「地の上で、平和が みこころにかなう人々にあるように」と歌いました。
救い主イエス・キリストのお生まれは、およそ2000年前、ベツレヘムという小さな町で起こった出来事です。けれどもこの出来事は、天では神の栄光を現し、地の上では神のみこころを求める人々に本当の平和をもたらすほどの大きな出来事でした。
世界を見渡すと今も平和とは程遠い状態が続いています。世界中で戦火は絶えません。私たちの身近にも、平和のない心を抱え、傷つき悩んでいる人たちがたくさんおられます。
けれども、救い主イエス様がお生まれになったあの夜、羊飼いたちに届いた天の歌声と輝きは、神の愛と共にあなたにも届けられているのです。
いと高き所で、栄光が神にありますように
地の上で、平和が みこころにかなう人々にありますように
皆様の上に神様の祝福が豊かにありますように。
( PBA制作「世の光」 2024.12.13放送でのお話しより )
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