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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■祈りの答えとチャレンジ  / 岩井基雄

2015年02月13日 | Weblog
2015/2/13放送

 世の光の時間です。お元気ですか? 岩井基雄です。

 先月から旧約聖書の中に登場するヤコブという人の人生について学んでいますが、彼は波乱万丈の人生を歩んだ人でした。それは彼の誕生の時から始まります。ヤコブの母リベカは不妊の悩みを抱えていました。現代でも不妊の悩みは痛みを伴うものですねえ。しかし聖書の多くの女性たちも同じ問題を抱えていたのです。もちろんそれは夫イサクの痛みでもあり、彼は神様に祈りを捧げていました。聖書には次のように記されています。

 イサクは自分の妻のために主に祈願した。彼女が不妊の女であったからである。主は彼の祈りに答えられた。それで彼の妻リベカはみごもった。子どもたちが彼女の腹の中でぶつかり合うようになったとき、彼女は、「こんなことでは、いったいどうなるのでしょう。私は。」と言った。そして主のみこころを求めに行った。すると主は彼女に仰せられた。「二つの国があなたの胎内にあり、二つの国民があなたから分かれ出る。一つの国民は他の国民より強く、兄が弟に仕える。 
           旧約聖書 創世記25章21節から23節

 いのちを与える権威を持つ神は祈りに答え、リベカに子どもを与えてくださいました。妊娠や出産は神のわざであり祝福でもありますが、時には痛みやチャレンジをも伴います。リベカが産んだ双子の兄弟は出産の時も、成長の過程でも、様々の争いや確執を生じ、リベカはその都度心を痛める経験を重ねていくのです。神様は私たちに恵みとして子どもを与えてくださいますが、その子によってもたらされる訓練や苦難を通して神様は私たちを整え、私たちの人生を豊かに取り扱ってくださいます。そして神様は決して私たちに耐えられない試練をお与えにはなりません。試練と共に脱出の道を備え、私に訓練と恵みを与えてくださるのです。
 
 聖書のことば
 「あなたがたの会った試練はみな人の知らないものではありません。神は真実な方ですから、あなたがたを、耐えられないほどの試練に会わせることはなさいません。むしろ、耐えられるように、試練とともに脱出の道も備えてくださいます。
          コリント 第一の手紙 10章13節

(PBA制作「世の光」2015.2.13放送でのお話しより)

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 さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。
こっそり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし、日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。事前の連絡なしでもちょっとのぞかせてくださいと言えばいいでしょう。
PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

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