花の四日市スワマエ商店街

表参道スワマエ商店街会長のひとり愚痴

映画「警察日記」

2014年04月23日 | 諏訪商店街振興組合のこと

“松竹キネマへの誘い”の上映会が終わって・・・あれは確か「君の名は」の時だったでしょうか、「“警察日記”はいいですよ」と教えていただいた方がみえました。どこでどうその話になったかは、思い出せません。この度、観る機会が出来たので、早速に鑑賞させていただきました。

村から村へ走るバスの様子は、“ありがたうさん”の世界を思い起こさせます

磐梯山のふもとにある小さな町。駐在所を5軒ほど集めたような警察署に起きる出来事が描かれています。この映画が作られたのが昭和30年。東北の農村が貧困にあえいでいた時代です。娘が売りに出される、捨て子が出る。万引きがあると様々な事件が警察に舞い込みます。しかし事件を受けて立つ署員は、皆心温かく、思いやりに溢れた人ばかりでした。森繁久弥・三島雅夫・十朱久雄・殿山泰司・三国連太郎・宍戸錠(このとき新人)・織田正雄とそうそうたるメンバーです。皆、心優しい人ばかり…

そして、捨て子のユキ子役に二木てるみが出ていますが、これがまた、可愛くて可愛そうでアップで写るたびに、泣けて泣けてたまりませんでした。これはものすごい演技力!ここまで人を泣かせる演技の人物には、そう簡単に巡り合えるものではありません。悲しくも美しい映像でした。


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1 コメント

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警察日記 (タケオです)
2024-07-03 10:48:02
いいね!をクリックしていただき ありがとうございました
もう一度 観直してみます
そいでもって 目ん玉の洗濯をさせていただきます 
ありがとうございました
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