花の四日市スワマエ商店街

表参道スワマエ商店街会長のひとり愚痴

マンガ黄金時代 暮れ六つ

2022年05月15日 | レモン色の町

楠勝平さんの作品をもう一つ“暮れ六つ”

夕暮れ迫る江戸市井の雰囲気がとてもよく出ています。冒頭 息せき切って走ってきた僧侶が、寺院の鐘をつきます。瘦せぎすの浪人が子供に家を聞いている。

ろくろ師の仕事場を訪ねる浪人 仕事場の様子が良く描けています

「ごめん!お尋ね申す」

弟子の八助は、急いで息子に知らせます。「親父さんの処へ ついに仇討ちがきた!」

息子は助太刀に駆け付けますが

江戸の下町は 何事もなかったかのように暮れていきます  “ガロ”1970年9月号掲載

 

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