エッフェル塔に登ることも考えましたが、結局その後、シャイヨー宮へ。
シャイヨー宮およびその途中の道から見るエッフェル塔の眺めは、ガイドブックに書いてあったようにとても素晴らしかったです。広々とした景色の中にすっくとそびえ立つその伸びやかな形状。夕日を浴びて輝くレース編みのようにも見える鉄骨。まさに造形美、構造美です。
エッフェル塔をきちんと見たのは2回のパリ旅行で初めてですが、やはりここは外せませんね。
望遠側で撮ったら、距離感がぐっと短縮されてシャイヨー宮のすぐそばにエッフェル塔があるような写真となりました。これも写真の醍醐味ですね。
時刻は既に6時過ぎですが、更に今回最後のアールヌーヴォー建築探訪で、ギマール作品の「ポルト・ドーフィヌ駅」を目指します。
いくつかある出口の内、アール・ヌーヴォー様式であるのは1つです。これが何番出口か分からず、しばしウロウロしましたが、無事に妻が発見。アベス駅も良かったのですが、この駅が最も建設時の姿をそのまま留めています。
この後、お土産を買うために中心部(オペラ座界隈)に戻ったのですが、何とこの日はデパートの閉店時間がガイドブックに書いてあったものよりも1時間早くなっていました。そのために買い物時間が十分にとれず、「建築巡りの時間が長すぎた!」と奥さんから怒られました(汗)。
15年前にパリを訪れたとき(パリのみ8日間のフリープラン旅行-実質は5日間です)は、前半3日をプチホテル、後半2日はちょっとゴージャスにこの「ホテル・スクリーブ」に泊まりました。ですが、結果的には朝食が美味しくて食器などもカラフルだったプチホテルの方が印象に残っているんですよね(笑)。で、今回はバルセロナ・パリ共にホテルはBクラスにしたのでした。
今回の旅行、最後の夕食です。
二人ともあまり重たいものはいらないなあということになり、カフェ 「ル・ヌムール」へ。
頼んだのは、「クロックマダム」と「クロックムッシュ」でした。テラス席は列柱が見応えありですが、店内は想像していたよりもレトロ感控えめでした。
結局、今回のパリではフランス料理(ゴージャスなものでなくても)は食べずじまいでした。ミール・クーポンを買う際にムール貝料理はやめてカジュアル・フレンチにしておけば良かったです。これにも妻からクレームがつきました(汗)。
夕食後、エッフェル塔の夜景を見ようと再びシャイヨー宮へ。時刻は既に午後11時です。ほんま、よー行くわ。。。夜遅いこともあってかライトアップは控えめでしたが、この日最後のイルミネーションタイムで(?)、きらめく姿も見ることができました。
さすがにちょっと寒くなってきて、パリ観光もここで遂に終了。
長~い1日が終わりました。
ブログ記事も後1回です。