1つ前に読んだ「箱舟はいっぱい」と比べるとだいぶ落ちます。中では、パラレルワールドを生きている自分の分身たちが勢揃いするというアイデアのユニークさで「パラレル同窓会」がベスト。ただし○クラスで、もうちょっと深みを与えてほしかったところです。同じ会社に勤めることになっても、一人は社長、別の一人(同一人物ですが・・・)は窓際社員など人生の悲喜こもごも。でも、どちらが幸せかは考え方次第です。
他では、「値ぶみカメラ」「親子とりかえばら」「鉄人をひろったよ」が△です。「鉄人を~」は、一国が命運をかけて開発し、三つの国が大いなる犠牲を払って追い求めた鉄人のあっけない最期がとぼけていて面白かったです。
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