今年の新春まち歩きはいずれもミニ探訪となりましたが、第3弾はネットで色々と見ていてふと思い立ち、守口を少し探訪しました。
京阪・守口市駅で下車し、現在の国道1号の前身となったという旧街道である京街道を歩きます。旧街道だけあって古い建物も幾つか残っており、お店などをやっておられるところが多いです。
多くは卯建があげられており、そこには家紋や屋号?等の装飾がなされています。
こちらは写真館です。いい感じです。
こちらは家紋でしょうか。
こちらは、かさやちょうちんを売っておられるようです「川東提灯店」。
最近では珍しいですね。
そんな中に洋風の近代建築があります(ネットで事前に確認済み)。
特徴は上部や軒周りの装飾に顕著で、外壁のテイストはドイツ壁的でしょうか。
正面および玄関周りも、大理石(濃い緑?)が張られた柱や窓・ドア(その横のガラスブロック)などに味わいありです。
また、側面には雷紋の装飾が施されていました。
形といい、材質といい、装飾といい、なかなかユニークなお宅です。
そして、この京街道は文禄堤という旧淀川の堤防の上を通っているようで、今もその一部が残っているとことです。京街道や文禄堤については、こちらのページもご覧ください。
この後、当初目的地としていた小学校は既に建て替えられたりしていたのですが、他にも興味深いものが色々ありました。以下、続く。
私には、近代建築とは何ぞや?って感じでさっぱり、わかりませんが、写真などを見て、「いい感じ!!」とか「すごい!」とか「不思議~!」とかは感じます。
古い建物を、しっかり管理しながら、きれいに、そして実用的に今でも住み使われているところがいいですよね。
細かい装飾とか、カーブのある窓とか手の込んでいるつくりは、その当時は、普通によくしたのですか?
ところで、「となりのトトロ」のさつきちゃんの家も、近代建築ですか?
あもりにも、基礎知識がなくてすいません・・・
今年初のコメントありがとうございます。
今年もヨロシク~!
近代建築とは、一般的に明治~戦前(昭和20年くらい)に建てられたものを言いますが、
>写真などを見て、「いい感じ!!」とか「すごい!」とか「不思議~!」とかは感じます。
といった感じ方が大事だと思いますよー。
私も自分の感覚が第一ですし。
>古い建物を、しっかり管理しながら、きれいに、そして実用的に今でも住み使われているところがいいですよね。
そうなのです。
ここを理解されているのは素晴らしい!
昔は作り手や住み手もお互いに手のこんだことや時間・お金をかける(手間ひまをかける)ことに誇りや愛情を感じたりしたようですが、次第にそのような気風などは失われつつあります。最近は”簡単に・早く・見栄え良く”かな?
「となりのトトロ」のさつきちゃんの家は見事な近代建築です。
和風の場合は近代和風建築と言ったりすることが多いのですが、トトロではお父さんが仕事をしていた急勾配屋根の洋館がまぎれもない近代洋風建築です。まっくろくろすけが出てくる和風の家も味わいがありましたね。
宮崎アニメは建築関係にも見るべきものが多く、「千と千尋の神隠し」は和風・洋風ともに建築ファンの間でも大いに話題になりました。
機会があれば、どこかを案内しますね。
文禄堤は2、3回歩いたのですで、それでも気付かなかった装飾があって、見どころが多いですね。
私は文禄堤を知りませんでした。
歩いたのもごく狭いエリアでしたが、見どころが多く、歩いていて楽しかったです。
また色々教えてください。