例年より約4ケ月遅れとなってしまいましたが、2014年に読んだ本の(ほぼ)一覧です(新刊本と旧作が混在)。
2014年の読了本は約50冊でした。
11月後半からまさかの入院があり、ここ数年の中では少なめになりました。入院中に本をたくさん読めるかとも思いましたが、毎日のリハビリ(2~3時間)や各種検査・テストが結構忙しくて、それもならずでした。
無印は小説で、*印はノンフィクションや実用書的なものです。
----建築関係ガイドブックや写真集などは原則として除外。
自己採点の目安----★:20点 ☆:10点
同じ本でも別の日に採点したら、1ランク上がったり下がったりすることはあると思いますが、2ランクの変化は恐らく無いでしょう。また、実際にはもう少し細かくランク分けをしており、このリストでは同一ランク内でも差がありますが、細かいことは無視しています。
以下、★★★☆(70点)以上の(一応の)オススメ作のみ挙げてみました。私の場合、面白ければジャンルは何でもOKですし、基本的に少しでも面白い部分があれば、70点をつけるので、採点は甘めでしょう。
****以下の一覧に◎印を付してベスト10を示しています。
「くちびるに歌を」はガッキー主演の映画も観ましたが、原作に忠実なつくりでなかなか良かったです。アンジェラ・アキの歌も素晴らしい!
「喜嶋先生の静かな世界」は理系大学生・大学院生、研究者小説といった感じで多少読者を選ぶかもしれません。ですが、恋愛模様なども織り込まれたりしていてうちの奥さんも良かったと言ってたので、女性でもハマれば面白いかもです。
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★★★★☆(◎印:ベスト10)
◎ 「辞書になった男 ケンボー先生と山田先生」 :佐々木健一
◎ 「ターミナルタウン」 :三崎亜記
◎ 「喜嶋先生の静かな世界」 :森博嗣
◎ 「空の中」 :有川浩
◎ 「みをつくし料理帖 天の梯 :高田郁
◎ 「くちびるに歌を」 :中田永一
◎ 「仏果を得ず」 :三浦しをん
「なぎさ」 :山本文緒
◎*「原発敗戦 危機のリーダーシップとは」 :船橋洋一
◎*「50歳からの知的生活術」 :三輪裕範
◎*「壊れた脳 生存する知」 :山田規畝子
★★★★
「ジェノサイド」 :高野和明
「いねむり先生」 :伊集院静
「空飛ぶタイヤ」 :池井戸潤
「七つの会議」 :池井戸潤
「海鳴り」 :葉室麟
「ビブリア古書堂の事件手帖3 栞子さんと消えない絆」 :三上延
「翔ぶ少女」 :原田マハ
「小暮写真館(下)」 :宮部みゆき
「首都崩壊」 :高嶋哲夫
「ゴールデンスランバー」 :伊坂幸太郎
「原発ホワイトアウト」 :若杉冽
「みをつくし料理帖 美雪晴れ」 :高田郁
「しんがり 山一證券最後の12人」 :清武英利
「連舞」 :有吉佐和子
「教場」 :長岡弘樹
「13歳のシーズン」 :あさのあつこ
*「勉強するのは何のため 僕らの「答え」のつくり方」 :苫野一徳
*「宇宙飛行士に学ぶ心の鍛え方」 :古川聡
*「読書はアウトプットが99%」 :藤井孝一
*「宇宙飛行士の仕事力」 :林公代
*「知性を磨く 「スーパージェネラリスト」の時代」 :田坂広志
*「喰らう読書術 一番面白い本の読み方」 :荒俣宏
*「科学的とはどういう意味か」 :森博嗣
*「本の「使い方」 1万冊を血肉にした方法」 :出口治明
*「論文捏造はなぜ起きたのか?」 :杉晴夫
*「不動心」 :松井秀喜
*「壊れた脳も学習する」 :山田規畝子
★★★☆
「ナミヤ雑貨店の奇蹟」 :東野圭吾
「ビブリア古書堂の事件手帖4 栞子さんと二つの顔」 :三上延
「たんぽぽ娘」 :ロバート・F・ヤング
「小暮写真館(上)」 :宮部みゆき
「不祥事」 :池井戸潤
「春を背負って」 :笹本稜平
「川あかり」 :葉室麟
「ようこそ、わが家へ」 :池井戸潤
「クラスメイツ」 :森絵都
「コロボックル絵物語」 :有川浩
「床屋さんへちょっと」 :山本幸久
*「なぜ欧米人は平気でルールを変えるのか」 :青木高夫