ひろの東本西走!?

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国立京都国際会館-1

2014-05-05 23:58:00 | アート・文化

既に1週間経ってしまいましたが、4月27日に国立京都国際会館で開催された”ドイツ人映画監督の見た国立京都国際会館ジャパン・プレミア上映会「Beyond Metabolism(メタボリズムをこえて)」 ”に行ってきました。

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【開催背景】
 2013年冬にドイツの公的文化機関ゲーテ・インスティトゥート・ヴィラ鴨川の招聘アーティストとして来日したフォルカー・ザッテルとシュテファニー・ガウス(ドイツ/映画監督)のプロジェクトが”Beyond Metabolism”というドキュメンタリー映画として完成しました。1966年に開館した国立京都国際会館を映像的に観察し、特に1997年に「京都議定書」を採択した気候変動枠組条約締約国会議が開催された建物を国際会議、建築、通訳について語る原点として映像で表現しています。
 今回、2014年2月のベルリン国際映画祭にて初上映され好評を得た本作品を、両映画監督の同席のもと、国立京都国際会館にてジャパン・プレミアとして上映します。ドイツの映画監督が国際会館を取り上げた理由、そして映像を通して、建築物としての国際会館の意義を再検証・再評価する機会としたいと思います。

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この日は、映画上映・座談会に加えて、建築家とインテリアデザイナーによる館内ツアーもあり、また自由に写真撮影もできたため、1966年に建てられたモダニズム建築の傑作(設計:大谷幸夫)を存分に堪能してきました。以前に外観のみ見ていましたが、内部見学は初めてでした。それにしても凄かった・・・。そして、約50年を経た今でもその素晴らしさに全く変わりがなく、現役バリバリの国際会議場として美しく維持されていることにも感銘を受けました。映画も建物とそれを支える人々(会館スタッフ、メンテや清掃の人々、国際会議の同時通訳者:一人で集中&連続してできるのは約20分で、故にチームを組んで交代しながら行うとのこと。大変なお仕事です。 etc.)を丁寧に描いていてとても素晴らしかったです。

以下、今回も写真中心のアップ(2回に分けてアップ予定)です。モチーフでもある六角形や台形デザインの造形美やインテリアの素晴らしさ、光と影の対比をご覧ください。

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大空間の圧倒的な迫力に言葉を失いますね。
色彩デザインも素晴らしいです。

RoomC1。

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斜め形状に作られた建具。

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レセプション会場「スワン」。

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映画の上映があったRoomA。

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以下、その2に続く予定。