肥後橋の朝日ビル内にある「カフェ・ド・ブルー」です。大阪市内プチ探訪をした後に朝日ビルにブラリと立ち寄り、地下１階で（？）見つけました。あれ？朝日ビルだったかな、朝日新聞ビルだったかな？
まずは外観からして純喫茶ｏｒ昭和レトロ喫茶の雰囲気があります。１枚目の写真で、入り口左手にはタバコ売り場のカウンターもあります（ちょっと白とびしてわかりにくいですね）。
そして、内部も素晴らしかったです。壁から天井にかけての優美な湾曲（ちょっと村野藤吾を思わせるような・・・）、その壁面に入ったスリットと間接照明、傘がステンドグラスになった天井照明、座面や背もたれの紅い色、パーティション上部のアイアンワークなど見どころいっぱいです。派手さは抑え目で、シンプルながらもシックな空間になっていました。
確か昭和４０年頃からやっているお店とのことでした。朝日ビルは建て替え計画があるので、このお店もどうなるのでしょうね。近代建築といい、このようなレトロな喫茶店といい、長年愛されてきた建物やお店を何とか使い続けて頂きたいものです。
