飛騨高山(丹生川町)で木工工房「桐風舎」を営んでおられるMさんご夫婦の「桐風舎展」が京都市中京区寺町のギャラリーテラさんで開催されており、昨日の夕方、会社帰りに拝見してきました。会期は5/3(日)まで、時間は11:00~18:00(最終日15:00)です。詳しくはこちらをご覧ください。
京都府京都市中京区寺町通二条下る榎木町98-7
ギャラリー テラ
tel&fax 075-257-1755
なお、2006年9月に大阪で開催されたときの記事もブログにアップしていました(こちら)。
今回、まず目にとまったのは、会場中央にデンと置かれた天板が一枚板(栃だったでしょうか?)のデスクです。姿・形が美しく、野趣あふれた木目のインパクトも大です。自宅がマンションでなく、広々とした部屋があればぜひ購入したいのですが・・・(汗)。色々とお話を伺っているときに、ピシッ(ガタッ?)といった音でしょうか、湿度(乾燥具合)の変化で組み立てられた木が動く大きな音がしてビックリ!”木は生きている”ことを実感しました。今回も多数展示されていた椅子は柔らかな曲線などのデザインや肌触りが素晴らしく、私も大好きです。
桐風舎展ではいつも奥さまのスケッチも多数展示されています。
これがまた素晴らしいのです。ここでは私が「いいなあー」「おおーっ!」と思った2枚のみをアップさせて頂きました。やはり建築好きなので、建物を描いたスケッチが気になります。
雪に埋もれた茅葺き民家(静かで美しい。。。)と奇想の建物とでもいうべき面白く凄いインパクトの建物です。後者は思わず「宮崎駿アニメに出てくるような建物ですね」「まるでハウルの動く城みたい」と口にしたところ、他のお客様(奥様の中学時代の同窓生Aさん)も「私も同じように感じたんですよ」とのことで意見が一致。これも面白かったです。
ギャラリー・テラさん自体も趣のある建物です。上下式の木製窓枠には古くからのうねり(ひずみ)のあるガラス窓がはめられており、いい感じです。外から見ると、温かく柔らかな光がいいですね。
この後、Mさんご夫婦は中学時代の同窓生(3名)と食事をされるということでしたが、一緒に如何ですかとお誘い頂き、喜んでご一緒させて頂くことにしました。食事&懇親の場は木屋町のレトロでこぢんまりとした料理店・「れんこん屋」さんでした。突然参加の私も愉快な皆さんと(同窓生3名の方とは全くの初対面だったのですが)実に楽しく語らい、飲み食いし(お店の雰囲気はとても良いし、お料理も美味しゅうございました)、何と帰りの京阪では途中で電車がなくなり、寝屋川から長駆タクシーでの帰宅となりました(汗)。ですが、充実の時間を過ごせて素晴らしい夜でした。
桐風舎展は絶対のオススメですので、皆さんぜひギャラリー・テラさんへ!