先日、プリントゴッコが6月30日をもって販売を終了するというニュースが流れました。
私も2004.11.28付けのブログ記事「味のある年賀状が減ってきた」で、「プリントゴッコ」について触れていましたが、”年賀状≒プリントゴッコ”という社会現象にもなった超人気商品にも遂に終焉の時が訪れたようです。プリントゴッコは恐らく他の多くの方と同様に殆ど年賀状のときにしか使わなかったのですが、それだけにかえって思い入れとか思い出があります。
カテゴリで”年賀状”を選んで頂くと過去の年賀状の記事がダーッと表示されるのですが、ここで再度、年賀状のデザインのみをまとめてみました。プリントゴッコを使っていたのは1979年~2001年です。主なモチーフは一部の例外を除いて、山→中国(シルクロード)→ヨーロッパの街・建物と変化していったのが自分でもよく分かります。全てプリントゴッコのみで作ったわけではなく、彩色には色鉛筆も使ったりしました。
それにしても、色んなことで”手間を楽しむ”余裕や時間がなくなってきたことを実感しますね。PCやデジカメというツールで世界が広がったのは間違いないのですが、編集・加工が主体で、自分でデザインを考える、手間暇をかけて楽しむ・工夫するといったことが少なくなってきている気がします。うーん、やっぱりプリントゴッコは創造力と感性を刺激する凄い製品やったなあ。。。