今月の「関西 洋風建築めぐり」講座報告の続編です。内部を一通り見学した後、中村鎮式ブロックのオリジナルが残っているという側面を見るために何と窓から外に出ました。なるほど、外壁のブロックがよく分かります。また、そこには躯体構造を調べるために採取されたコア抜きサンプルもあって、中村鎮式ブロックが外装材と鉄筋コンクリートの型枠を兼ねていたことがよく分かりました。また、後で見た南側の背面もモルタル塗りの下にブロックが見えています。
さて、再び中に戻って拝見したのは子ども達が座る小さな椅子です。これは可愛い!また、レトロなガスストーブも実に良い雰囲気を醸し出していました。
天満教会での見学が予定より早めに終わったので、この後は「大江ビルヂング」へと向かいました。