ひろの東本西走!?

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天満教会(その1)

2007-12-10 20:00:00 | まち歩き

「関西 洋風建築めぐり」講座、12月は北区天神西町にある日本キリスト教団の天満教会でした。講師の川島先生の資料によりますと昭和5年(1930年)築で、設計は中村鎮式ブロック造で有名な中村鎮(まもる)です。以前、この建物の外観写真を撮ったときには教会らしからぬ外観やなあ、なんでこのような形になったのかなあとは思ったのですが、中村鎮設計(&施工)とは露知らずでした。今回、先生の話をお聞きし、オリジナルが残っている部分などを見せて頂いて「なるほど!」と思いました。毎回、本当に勉強になります。

見学前の予備説明で、「内部、ことに梁が素晴らしく、聖橋(ひじりばし)があるような感じです」とのことでしたが、「えっ?あの聖橋?」とピンときていませんでした。しかし、内部を見た瞬間、そこにはまさしく聖橋がありました。この外観の中にこのような空間が広がっているとは!一番奥の祭壇(? 基壇? すみません。間違っているかもしれません)のアーチともよくマッチしています。そしてステンドグラスというか色ガラスも素朴で味わい深く、非常に印象的な内部空間になっていました。また、クリスマスの飾り付けがあちこちになされているのですが、どれもが奥ゆかしくていいなあと思いました。

以下、詳細ほかは(その2)に続く予定です。

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↓これがお茶の水にある「聖橋」です。曲率は違いますが、天満教会は確かに
  室内にある聖橋ですね。構造強度と軽量化の面からなされた設計が素晴ら
  しい造形美を生み出しています。

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