ひろの東本西走!?

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聖響&センチュリー響のモーツァルト

2006-06-25 21:20:00 | アート・文化

今日は「天才が遺した音楽-聖響・MOZART」(at ザ・シンフォニーホール)に行ってきました。これは指揮者・金聖響&大阪センチュリー交響楽団によるモーツァルト4回シリーズの第2回目に当たるもので、プログラムは以下の4曲でした。

 1.交響曲第32番
 2.フルート協奏曲第1番(フルート:高木綾子)
 3.フルートとハープのための協奏曲(フルート:高木綾子、ハープ:吉野直子)
 4.交響曲第31番「パリ」

Seikyoumozart1自分でお金を払ってホールにクラシックコンサートを聴きにいったのは何と約4年ぶり!御大・朝比奈隆さんが亡くなってから、コンサートはとんとご無沙汰&クラシック音楽そのものにもやや疎遠になっていたのですが、なかなか魅力的なプログラムということもあって、チケット購入はかなり遅かったのですが何とか補助席をゲット。

今日のチケットは完売で、補助席も埋まることはもちろん、立ち見もあったようで大盛況でした。私の座った補助席は1Fの中間あたりだったので座りごこちは期待できませんでしたが、オケ&ソリストは良ーく見えました。

久々のコンサート、聴き終わっての感想は大満足!でした。プログラム前半、交響曲第32番は全く初めての15分程度の(?)短い曲、フルート協奏曲第1番もかつて1度聴いただけでCDすら持っていないのですが、十分に楽しめました。フルートソロの高木綾子さんは純白のドレスをまとった美しい方で、フルートの雰囲気にぴったりでした。フルートの音色は空気を振動させていることがよく分かり、聴いていても興味深いです。

この日一番良かったのは休憩後の3.フルートとハープのための協奏曲でした。もともと協奏曲の中では大好きな曲なのですが(特に第1楽章&第2楽章)、2人のソリストの好演、指揮者&オケの盤石のサポートもあって典雅な雰囲気に満ちあふれた素晴らしいものでした。この曲はやはりフルートが主役で、ハープが準主役といった感じでしょうか。高木さんはベテラン吉野さんにも支えられて、緊張感がありながらも堂々の演奏だったと思います。拍手は計4回。

交響曲第31番「パリ」は、39~41番といったおなじみの名曲に比べると知名度はやや落ちるのですが、これも大好きな曲で、第1楽章のお気に入りフレーズのあたりでは嬉しくなってニコニコしちゃいました。実は、金聖響&大阪センチュリー交響楽団のコンサートは恥ずかしながら初めて(^_^;。大阪人やのにね。金聖響さんの指揮ぶりは的確でキビキビしていたものの、派手すぎることはなく、見ていて気持ち良かったです。指揮棒を持たない左手の動きが印象的。エネルギッシュさでは大フィルの大植英次さんの方が上ですが、大きな音を要求する直前、足を広げて踏ん張り、身体をふるわせるような仕草に良い意味での緊張感を感じました。コンマスは身体の動きが非常に大きく、指揮者の意図を更にオケに伝えているんだろうなあと思いながら見ていました。

次に買っているチケットは同じシリーズの第4回目、先に記載した交響曲第39~41番です。これも期待・絶大!

火曜日にとある資格の特別講習&試験があるのですが、全然勉強していない・・・。W杯の決勝トーナメント始まっちゃったしなあ・・・。今日もイングランドの試合があるなあ・・・。