緊急事態宣言解除 日本は再び奇跡を起こす


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緊急事態宣言解除 日本は再び奇跡を起こす

 日本は圧倒的に死者数が少ない。韓国、台湾も少ないが日本は2国のようなスマホを利用した監視システムを使わなかった。個人情報を監視するという人権侵害があるからだ。
 日本は人口が1憶2000万人であり世界第三位の経済大国である。新型コロナウイルスの感染拡大を押さえるのが困難で国でありながら死者が5月15日で687人である。米国8万6541人、英国3万3614人、スペイン2万7321人、フランス2万7425人、ドイツ7,928人と米欧の国々に比べれば日本の死者数は圧倒的に少ない。新型コロナ対策を称賛されているドイツと比べても一桁少ない。この少なさは奇跡といっても過言ではない。感染者数が少ないのはPCR検査が少ないからと批判することができるが死者数の少なさは胡麻化しはできないから認めざるを得ない。日本は新型コロナ感染封じに奇跡的に成功したのである。
 新型コロナ対策は第二段階に入った。第一段階が医療崩壊をさせないためのの感染封じだった。クラスター対策班が計画した新型コロナウイルス対策の目標図である。


 クラスター潰しを徹底することで米欧よりもピークを遅らせると同時にピーク下げることであった。そして、点線の医療崩壊より下にピークを下げることだった。中国からの新型コロナであったらクラスター潰しだけで成功していたはずである。しかし、途中で米欧からの新型コロナの侵入があり、東京、大阪を中心に全国に広がっていった。市民の中に深く浸透した新型コロナは感染経路不明が増えていった。政府はクラスター潰しだけでは感染を押さえることができないと判断し、非常事態宣言をした。非常事態宣言にょって一日700人近くまで上がっていった感染者が次第に減り、二桁台まで落ちた。医療崩壊は起きなかったのである。クラスター潰しと非常事態宣言は日本に奇跡を起こしたのである。
 ピークを越えたので政府は緊急事態宣言を39県に解除することを決定した。新型コロナ感染封じの第一段階から経済再生の第二段階に移ったのである。第二段階に入っても緊急事態宣言はしない。日本はクラスター潰しの徹底で再び軌跡を起こす。
 献血された血液で新型コロナウイルス感染後にできる抗体を調べたところ陽性率は東京都は500検体で0.4%であった。この発表に元国立感染症研究所研究員で白鴎大教授の岡田晴恵氏は、99・4パーセントの人がかかっていないから、まだ流行は来てない」と解説し、秋冬、低温乾燥の11月以降に非常に大きな山になる可能性が危惧されると予測した。岡田教授は感染症の専門である。感染症専門家はほとんどが岡田教授と同じ予測をしている。専門家たちの予測は「第二波は必ずやってくる」である。安倍首相が非常事態宣言をした時に日本はニューヨークのように感染爆発が起こると豪語したのは国内外の感染症専門家である。PCR検査とロックダウンが新型コロナ封じの方法だと教わって来た彼らはクラスター潰しの本当の効果を知らない。クラスター潰しを徹底していけば第二波は起こらない。
 韓国で20代の男性の新型コロナ感染が発覚しした。防疫当局がすぐに取り掛かったのが感染経路であった。梨泰院のクラブではしごしたことを突き止めるとクラブを調査しクラブに来た人間を探して全員PCR検査をした。防疫当局は、陽性反応した人たちの携帯電話会社とカード会社にデータの提出を要請し彼らを監視した。警察の協力を得てクラブ利用者全員を捜し出して検査を受けさせる方針である。これまでに約3万5000件の検査を実施し、131人の感染者を見つけた。調査は続行中である。
 一人の感染者から感染経路を調査し、クラスターを見つけ、クラスターに居た人を探し出して検査する。検査した人が陽性ならその人と濃厚接触をした人も調べる。これがクラスター潰しである。クラスター潰しなら131人の中の一人を見つければ131人を見つけることができるのだ。
 クラスター潰しをやれば感染爆発が起きるようなことはない。PCR検査して陽性者Ⅰ人を隔離するだけでは感染を止められない。クラスター潰しによって130人を早く見つけなければ、感染がどんどん広がっていく。日本はクラスター対策班がクラスター潰しをやったから欧米のような感染爆発は起きなかったのだ。クラスター潰しを徹底してやる韓国も感染爆発になることはない。

 日本は新型コロナ感染者が1%未満である。感染が拡大する可能性はとても高い。その中で政府は緊急事態宣言解除を39県にやり、残りの都道府県も21日に解除する予定である。解除すれば人と人の接触が増え感染のリスクが高くなる。しかし、韓国のクラスター潰しを見れば分かるように、感染者が多くても感染者の一人を見つければ感染者を一網打尽にすることができる。だから感染爆発には絶対にならない。
 緊急事態宣言をやらざるを得なかった原因は中国からの感染封じに集中している時に、米国や欧州から新しい新型コロナが侵入していたことである。侵入させたのは外国人だけではない。米欧に旅行した人や仕事に行った人間も多くいた。感染者が市民の中に紛れ込んだので、感染経路が複雑になり、感染経路不明も多くなった。気が付いた時にはすでに感染拡大していた。そのためにクラスター潰しでは新型コロナ封じが困難になった。
 新型コロナが欧米から侵入していた3月と現在は状況が違う。欧米からの侵入は遮断している。国内の感染だけを対象に対策を立てていけばいい。都道府県も濃厚接触、感染経路、クラスターをしっかりと理解して、新型コロナ感染対策としてのクラスター潰しを実践できるようになっている。感染者が出ると素早くクラッター潰しをやるだろう。事業家も新型コロナ感染をしないように色々工夫している。

 日本は新型コロナ感染を低く抑えながら経済を活性化させていく。確実に。世界が日本の奇跡に驚くだろう。





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